【就活・推薦入試】志望理由を考える前に!
「志望理由って何言えばいいの??」という方への記事です!!学校での入試の指導、就活生へのアドバイス、自分の就活経験などをまとめたお話です。
面接だけでなく、入試の志望理由書、就職活動のエントリーシートの志望理由の欄など、話すときも書くときも基本は同じ!
最も大事なのは「こいつを絶対に逃してはいけない!」と思わせること!
志望理由に絶対的な正解はありません!!
つまり理由は何でもOK!\(^o^)/
合格・内定という結果がすべてです!
そもそもなぜ志望理由を聞くのか??
その答えは、「入学・入社して、うちにプラスになるのか?」を知るため。
それ以上でも以下でもなく、他の質問の意図と大きな違いはありません!
だって、理由が立派だろうが、入ってからちゃんと成果を出してくれなかったら、意味ないですよね?^^;
つまり、長期的な視点でメリットがあると思われれば合格に近づくということ!
志望理由の主なポイントは3つ!
①入りたい意思がどのくらい深いか
②学校、会社の目指すものと合致しているか
③理由にどれだけ説得力を持たせられるか
①入りたい意思がどのくらい深いか
これは言い換えると…
「どれだけ貢献する意欲があるか?」、また「すぐに辞めないか?」ということを聞いています!
大学では、評判が次の生徒募集に関わってきますし、辞められると補助金も含めて収支に影響してきます。
会社でも、正社員はなかなか解雇できないですし、一人を育てるのに莫大な金がかかるため、育ってから辞められると新卒を採用する日本の会社では大きな損失になります。
どこまで話すか書くかは別として、深められるだけ深めておきましょう!
自分に「それはなぜ??」と、5回問うとだいぶ深まると思います。
理由が、自分の欲求などにつながるほどに深められると、完璧ですね!( ・∀・)bグッ!)
気をつけてほしいのは、「きっかけと志望理由は違う!」ということです!!
〈例〉看護系の志望理由でよくあるパターン。
NG
入院して看護師の方に優しく励ましてもらったから。
→改善例
入院して看護師の方に優しく励ましてもらったことをきっかけに、看護師の仕事に興味を持った。経験したことを周りの人と共有したり還元したりできたときに一番の喜びを感じるので、入院経験を活かして患者の気持ちを汲み取れる看護師になりたいから。
すべて話すかどうかは別として、上記のように、きっかけにどんどん自分のオリジナリティを加えて骨格を作っていきます!
②学校、会社の目指すものと合致しているか?
入りたい意思がある上での次の段階で、ミスマッチを防ぐための確認です!
「入りたい気持ちは分かったけど、なんか勘違いして思い込んでいないかな?」ということを探っています。
志望理由の中でやりたいと話していた勉強や業務は、そこではできないことだった場合、当然「なんでうちに来るの?」となりますよね!?
例えば、「看護師の資格だけでなく助産師の資格が取りたいです!」と推薦入試で言っても、「その資格はこの学校では取れないです。」となれば、すぐに辞めてしまうかもしれませんよね??
もちろん、卒業後に違う学校に通って、助産師の資格を追加取得するつもりの場合もあると思いますが、だったらそこで助産師の話を自分からする必要はないでしょう。
よって、受ける先の情報集めと、他校や他学部または他社との比較が重要になるのです!φ(..)メモメモ
③理由にどれだけ説得力を持たせられるか?
3つ目は、中身ではなく、伝え方の問題です。
面接や用紙で志望理由を伝えることは、自分をプレゼンすることと同じです!\_( ゚ロ゚)ここ重要!!
説明する力や相手の要求を汲み取って臨機応変に対応する力、つまりコミュニケーション能力のような技術を見ています。
それはどれだけ具体的にイメージしているか、そのイメージを相手と共有できているかということに直結します!
話すときには表情や仕草などで追加表現できますが、web上なので、言葉だけで伝えるコツを考えます。
〈例〉推薦入試の志望理由でよくあるパターン。(この例は建築系)
NG
一人ずつの製図スペースが与えられ、自分のペースで学習できる。
→改善例
一人ずつの製図スペースが与えられ、自分のペースで学習できる。
私は、絵を描くことが得意ではないので、慣れないうちは人より時間がかかると考えられる。だから、個人スペースを積極的に利用して自習したい。
…といった感じで、ただ「この設備が良い」ということではなく、「どう活用するのか」「なぜ私にはそれが必要なのか」ということをイメージさせる言葉を足していきます!
以上の前提を踏まえて、実際に志望理由を考えてみましょう!ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
つづく…
【就活・推薦入試】志望理由を考えてみよう!(実践編)
カーペディエム