プレゼンテクニック

【就活・推薦入試】プレゼン(☆テクニック編)

就活や推薦入試、仕事上など様々な場面で、プレゼンをする必要がある人向けのお話です!

1.準備の準備編」→「2.資料準備編」→「3.発表編」→「☆テクニック編」という流れです。

今回は、「☆テクニック編」です!


☆惹きつける

・必ず気持ちを込める本気で思っていることをしゃべる)
ユーモア(ツッコミたくなる発言)
予想を裏切る意外性

気持ちが込められているかどうかは、案外わかってしまうものです!あまり気乗りしないお題でのプレゼンだったとしても、嘘ではなく、少しでも本気で思っていることを誇張する形で、進めていきましょう。

ユーモアがあると、緊張がほぐれて、話が聞きやすくなります!言い換えれば、独りよがりな発表ではなく、「聞いてほしくてあなたに寄り添おうとしているんだよ」という隠れたメッセージにもなるのです!

また、プレゼンにおいて、聞き手にとって一番つまらないことは、「知っていること」ばかりを聞くことです。ある意味、「未知のこと」や「意外なこと」が、プレゼンに求められているとも言えます!

手品だってそうですよね、帽子から鳩が出てきたり、選んだカードが一発で当てられたり、意外性のあることが起こるから面白いわけです!
もし、帽子から数本の髪の毛が出てきたり、選んだカードが52回に1回しか当てられなかったりしたら、全然面白くないですよね!( ̄□ ̄;)

つまり、未知のことや意外性が、エンターテイメントとして、人を惹きつけるということです!プレゼンでも、ぜひ活用していきましょう!


☆考えさせる(当事者意識・参加姿勢)

問いかける
体を動かさせる
客観性、社会性のある意見やデータを入れる

1対多数のプレゼンでは、聞き手はどうしても受け身になりがちです。
受け身になると、参加意欲が減退し、どこか他人事のようになってしまいます。

ですから、質問や問いかけを入れることによって、自分の頭で考えるきっかけを与え、当事者意識を持ってもらいましょう!

当事者意識や参加の姿勢を高めるためには、隣の人やグループ内で話し合ったりさせることも効果があります!人に話をさせることによって、強制的に自分の考えをまとめさせることができます!
タイミングや時間のとり方が、難しいところではありますが、うまく活用できれば効果は大きいです!

また、当事者意識という点では、客観性・社会性のある意見やデータも効果があります。
「自分も関係している」という感覚をもたせられるような記事やアンケートを活用すると、「自分の場合はどうだろう…?」と考えさせることができます!

やはり、聞き手が積極的になってくれれば、プレゼンの成功度は飛躍的に上がります!聞き手が積極的になるのを待つのではなく、こちらから聞き手を誘導して積極的にさせていきましょう!


☆見やすさ聞きやすさ

フォントを雰囲気に合わせる。
・挿し絵など(イメージの補助
文字数を極限まで減らす(内容だけでなく・ですますなども)
アニメーションは本当に必要なところ、効果が見込めるところのみ

抑揚・メリハリをつける(大事なことは大事と強調!
話すスピードと人数は反比例話すスピードと聞く人との距離も反比例


まず、上4つの項目は、見やすさを改善するためのポイントです。

例えば、楽しい話題のプレゼンをしたいのに、ゴリゴリの明朝体を使ったりすると、雰囲気が重苦しくなります…
僕がよく使うフォントの一つに、『ほにゃ字』という手書きフリーフォントがあります!
フォントは、見た目の雰囲気をガラッと変えてしまうので、雰囲気に合わせてフォントを変えたり、組み込んだりすることをおすすめします!

見た目に関しては、挿し絵や写真を入れると、フォントと同様に雰囲気を変えるだけでなく、イメージの補助になって、読みやすくなります!人は文字を見るとき、話を聞くときは、予測しながらイメージを作って見聞きを進めていきます
だから、イメージしやすくした方が、ずっと伝わりやすくなります!

また、映画の字幕と同じように、文章をぶつ切りの短文にし、文字数も極力減らし、読みての負担をできる限り減らす努力も大事です!


まず、下2つの項目は、聞きやすさを改善するためのポイントです。

テンポや声のトーンがずーっと一定だと、まるでメトロノームで催眠術をかけられているように眠くなっていきます!日本語は、英語などに比べると、抑揚のない言語なので、普通に話していると、どうしても平坦になりがちです!

意識して、声を大きくして強調したり、「ここからが大事なポイントです!!」など、聞く人の意識を誘導してあげましょう!

話すスピードに関しては、「【就活・推薦入試】プレゼン(3.発表編)」の「②発表の練習で気をつけること」の中でも書いたように、上記のことを意識しながら、聞き手の反応で微調整することになります。

基本的には、「距離が近ければ速く、遠ければゆっくり」と「人数が少なければ速く、多ければゆっくり」の2つを意識して話すようにしましょう!


※ここまでで、プレゼンの基本的なお話は終わりです!お疲れさまでした!!
次は、実際のAO入試のプレゼンの指導したときに、これまでお話したことをどう使ったかをまとめたいと思います。

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