プレゼン_発表_

【就活・推薦入試】プレゼン(3.発表編)

就活や推薦入試、仕事上など様々な場面で、プレゼンをする必要がある人向けのお話です!

1.準備の準備編」→「2.資料準備編」→「3.発表編」→「☆テクニック編という流れです。

今回は、「3.発表編」です。


①発表の練習方法

まず、発表の練習方法です!

(1) 白黒印刷のスライドを用意
(2) スライド内でしゃべるポイント順に、色ペンで番号をつける。
(3) 原稿は、書かないor箇条書き

練習するときは、スライドを白黒で印刷しておくことをおすすめします。
色ペンで、発表順や細かいメモを書き加えることにより、じっくり見なくてもポイントが探せて、見落としも少なくなります。

原稿は、書かない、もしくは、箇条書きまでにしておくことをおすすめします!
箇条書きの原稿とは、よく学校のテストなどで指定された用語を用いて、記述する問題をイメージしてください。
例えば、「『葉緑体』『光合成』『細胞壁』の3つの用語を用いて、動物と植物の細胞の違いを説明しなさい。」のような問題です。

記述問題の模範解答を丸暗記すると、応用力を放棄することになります。
単語でポイントを絞って覚え、その場で文章を作るというやり方を鍛えましょう!

プレゼンでも同じように、絶対に言いたい単語や句をメモしておき、その場で、文章を作る練習をしておくと、自然な話し方で発表ができるはずです!

ただし、原稿がないとうまく話せなかったり、不安になったりする場合は、原稿を作ってみても良いと思います……が、丸暗記はやめましょう!
丸暗記で原稿に振り回されると、自分の言葉ではなくなり、メッセージや熱意が伝わりにくくなるので注意してください!


②発表の練習で気をつけること

細かく区切る
ポイントは1つのスライドで3つまで
・大事なところでは大事といい、声も大きくして強調する

・前を向く
・身振り手振りを加える
・「えー」とか「あー」とか言わない
話す速さは人数と距離によって調節する

前半の3つは、内容についてです。
口頭で内容を伝えて、イメージを共有することは、1つの文が長くなればなるほど難しくなります。
だから、内容を細かくして、絞って、強調することで、ポイントを記憶に残しやすくします。

後半の4つは、話し方についてです。
話し手の声だけでなく、表情やジェスチャーによっても、イメージのしやすさが変わってきます!

「えー」などのつなぎの言葉は、みなさんも聞き手として経験があると思いますが、一度気になると回数を数え始めたりして、かなり気が散ってしまいます!^^;
少しの沈黙があっても、聞き苦しくはならないので、できる限りつなぎの言葉を言わないようにしましょう!

また、一般的にプレゼンは、ゆっくり話すべきと言われますが、一概にそうとは言えません!
聞き手の人数が少なく、距離も近いときには、ゆっくり過ぎると、退屈に感じたり眠くなったりします。

経験的には、聞き手が近くにしかいないときは普段話すような普通の速さで、遠くにもいるときは、全体を見渡しながらゆっくり話すのが良いように思います。
同様に、人数が少ないときには、普段話すような普通の速さ多いときにはゆっくり話すのが伝わりやすいと思います。

つまり、話すスピードは、聞き手の人数と距離にそれぞれ反比例するイメージで、調節しましょう!


③発表本番で気をつけること

「②発表の練習で気をつけること」に加えて、以下のことを気をつけましょう!

伝わっているかを表情で確認する
伝わっていなさそうな場合は、話す速さをゆっくりにする、違う表現を使うなど、その場で調整してみる
・聞き手がどんな相手だろうと堂々と振る舞う!

話したい内容がしっかり頭に入っている状態になれば、周りを見る余裕も生まれてきます。
聞き手の様子を見ながら、常に最善の伝え方を考え、臨機応変に対応できるようにしていきたいですね!

そして、堂々と伝えることによって、自分のプレゼンの中身への自信を醸し出していきましょう!


※「【就活・推薦入試】プレゼン(☆テクニック編)」に続きます。

カーペディエム