【第6回】自分探しのような手段探しの愚

こんにちは、show_ando です。

本サイトでは、「好きなことに思いっきり時間を使うために、一日の可処分時間を最大化すること」を目的に記事を書いています。

「人生で予測可能なタスクの大半が管理できるなら、どんなことになるだろう?」と思って取り組んでいます。

目的

この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。


今回のテーマ「目的を決めるということ」

今回も第1回で指摘したように、取り組む目的を決めることの重要性を記します。

わたしも数年にわたって、目的不在のままに、さまざまな「手段探し」、「個々の手段の是非」、さらには「この手段を利用すると幸せになるはず?」みたいな妄想にとらわれて、回り道をしてきました。

回顧

シンプルな特効薬

この回り道から抜け出せたのは、自分が取り組みたいと思う目的を、ことばにまとめられたからです(たとえば、こんな感じ)。

「好きなことに思いっきり時間を使うために、一日の可処分時間を最大化すること」

目的

でも、日本の義務教育では、自分で目的を設定して取り組む課程が抜け落ちていると思います。

「与えられた目的や課題を解決する能力」(問題解決力)が重視される教程になっていて、余計なことを始めたり、考えたりすること(問題発見や設定力)を忌避してきたのでは?と思っています。

なので、このご時世になって自分ごとに取り組む際に、「何をすればいいの?」「いま自分に必要な課題の設定ができない問題に直面」みたいな問題を抱えてスタックしている人が意外と多いのだろうと思ったことが、このサイトから発信しようと思った理由の一つです。

手段ベースの発信はラクなので、世に溢れている

手段とは、ただの手段(目的達成の道具)です。
とくに目的不在の状態のひとには、その手段が光輝いて見えがちです。

つまり手段がもたらす効用に幻想を抱きがちになります。
でも、それは目的と手段が合致してのこと(目的によっては無価値な手段もある)ということです。

すでに特定の手段があなたを幸せにするなんて思うことが情報弱者です。
自分の目的に応じて手段を使い分けられる姿勢が大切と思います。

教訓

本サイトはそんな無責任な発信への怒りがベース

つまり、手段の発信者としては正論でも、それを採用する側から見れば、目的がないのだから、無価値なことに付き合わされる、この構図に、我慢がならない、これが本サイトの趣旨です。

目的を設定できない相手をカモにしたビジネスには、気をつけましょうということです。

本サイトは、そんな回り道を、何年も何年も続け、散財してたどり着いたことに根ざしています。

だから仮決めでいいので、目的を設定することをお勧めします。
この記事で「マンダラ手帳」を紹介したのも、8分野別に目的の設定例が参考になったからでした。

現状の発信スタイル

いまのところ、愚直に、キャッチーなタイトルも、人目を引くような画像も使わず、 SNS の拡散発信もせずに、淡々と note に記事を書き続けるというスタイルを続けています。

おそらく本サイトの記事は、多くの人が読みたいと思っていることと、少しズレているでしょう。

note アプリのおすすめ記事にうんざり

この回り道を重ねてきた側から見れば、noteアプリが毎日紹介する記事にうんざりしています。

だって読者の目的不在の自分の側の手段を紹介する記事が大半だからです。
そして、また手段迷子が増えていくのだろうと思うのです。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事は、今までの取り組みと、あがいてきたことから、少し正直に書いてみました。
多くの方にはスルーされると知りつつも、ちょっと記したくなりました。

わたしは note 以外での発信( Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、
今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。

ではまた

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