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まぁ、あれです、ある意味「人間」がいちばん不思議でしょうけど…(笑)。

働き蟻

働き蟻

昨日、つぶやきでも書いたんですが、働き蟻には「働き蟻の法則」とも呼べるものがあります。
働き蟻を集団で飼ってよく観察すると、「良く働く蟻」と「普通に働く蟻」と「怠け者の蟻」の割合が2:6:2になるそうです。
で、この中の「良く働く蟻」だけを選別して、それを集団にすると、すべてが良く働く蟻だったはずなのに、2:6:2の割合でまた分かれるのだそうです。
また、「良く働く蟻」である2を除いた、残りの6:2の「普通に働く蟻」と「怠け者の蟻」だけにすると、今度はその中から「良く働く蟻」が出現して、またしても2:6:2の割合で分かれます。

これは自然が多様性のバランスをとってるということでしょうね。
個性のない集団は、その「社会」における適応性が乏しく、一見して「怠け者」であっても「多様性という重要な役割」があり、その中から生き残るものが現れることがあるということだと思います。

これは人間に置き換えても同じでしょう。例えば会社で普通に働く社員。良く働く社員が突然まったくいなくなったら、急に良く働く社員に変貌するかもしれません。しかしながら、普通のまんま、怠け者のまんま、という社員もいるということでもありますね。
まぁ、そういうことです(笑)。

あさりやはまぐりなどの二枚貝

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テーブルに塩をまいて、置いておくと、こういう感じになるそうです。
こんなに出るんか!と思うぐらい(笑)。

マダニ

マダニ

犬を飼ってらした方はご経験があるかもしれませんが、顔とかカラダにパチンコ玉サイズくらいのオデキのようなものが何個かくっついてて、「なんやろ?」と思ってよーく見てみると、パチンコ玉に足が生えてる。愛犬の血を吸ってパンパンに膨らんでパチンコ玉みたいになってる「マダニ」ですね。

このマダニ、別に特別な存在ではなく、私たちの身近に普通にいます。
人間が刺された場合、手で抜くと針が体内に残って病原菌を取り込んでしまう可能性があるそうです。病院で針を残さないように抜いてもらわないといけないので、どうぞお気を付けくださいませ。

カバ

カバ

ヤツは、実は泳げないそうですよ。
池などの底まで沈んで、地面を蹴って進んだり、浮かんだりしてるだけらしいです。
そう思うとちょっとかわいい(笑)。

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人間を殺している数第一位の「蚊」の話です。ちなみに第二位は「人間」ですが、確かその倍近く殺してたはずです。年間70万人とか80万人とか…。

アラスカに釣りにいった方の話。現地で蚊の多さに驚いたそうです。人がいるところには「蚊柱」が立ち、ひとつの蚊柱は10万匹ほどになるそうです。目的は血を吸うためでなく目印にするためで、そこに集まってきた雄の蚊の群れなんだそうです。

そんな蚊ですが、蚊たちの量に対して、血液を提供する動物や人間たちの量は少なすぎると言われています。
「蚊は人を刺して産卵する」と教わった方が多いと思いますが、その割にこんな無数の蚊が生息できるのか不思議に思いません?

ある昆虫学者曰く「大部分は血を吸わずに産卵している可能性があります。ていうか、そうとしか考えられない」ということだったそうです。
「吸わなくても産卵できるんかい?」「じゃあ、なんで吸うんや?」って感じですが、その昆虫学者曰く「効率的に産卵準備ができるんではないかねぇ」という話だったそうです。

そして、蚊が食料としているのは「花の蜜や草液」などで、蝶など他の昆虫とおんなじなんだそうです。
まぁたしかに、そうでないと、地球上にこんなにも無数の蚊が生息できるはずがないですもんね。

フクロムシ

フクロムシ

「よく知る生き物」とは言えないかもしれませんが、カニの寄生虫「フクロムシ」です。寄生虫と言いましたが、甲殻類の一種だそうです。上の画像のAが成体で、Bが幼生です。

フクロムシは、最初はカニの幼生のような形をして、海中を泳ぎ回ります。カニに付着すると、徐々に脱皮をし始め、最終的には遊泳のための足と筋肉のすべてを脱ぎ捨ててしまいます。

脱皮したフクロムシは、上の画像の右側、そこにある中空の針をカニの表皮に突き刺します。
左側、袋様の部分の中に入っている液状の本体は、針によって体内に注射され、カニの体の中に木の根のようなものを張り巡らせて、カニの栄養を吸収していきます。キノコの菌糸のようなイメージですね。
カニと同じ甲殻類とは、とても思えません。

カッコウ

カッコウ

「カッコウ」は、5月中旬に南方から渡来して7月末頃までの間に卵を産み、子孫を残していきます。
しかし、自分では子育てを一切せずに、他の鳥の巣に卵を産みつけ、育てさせます。

カッコウの卵は、育ての親の実の卵よりも早くかえり、ヒナは他の卵を巣の外へ落として追放し、育ての親が運んでくるエサを独り占めして成長します。
ヒナが成長すると育ての親よりも大きくなり、自分の姿とは違うのにも関わらず、親は献身的にエサを与え続けるのだそうです。

「なぜなのか」は、まだ解明されていないようです。
育ての親が切ない、というか、「わからんのか?」というか…。わからんのでしょうね、鳥だしね…。


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