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未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。

道ゆく人が人間と見間違えるほどのロボットだったなら。素敵な男性、女性がいて声をかけたらそれがロボットだったなら、どうするだろうか。
世の中にはアイザック・アシモフが『われはロボット』で書いていたようにロボット三原則ができて明確なルールが法整備されているかもしれない。

量子コンピューターが発達して、シンギュラリティが起こったとき、もしかするとそんな時代がくるかもしれない。

ちなみにシンギュラリティは2045年とも言われているけれど、シンギュラリティが起こる要因として挙げられるのが「ムーアの法則」や「収穫加速の法則」と言われてる。

ムーアの法則はゴードン・ムーア氏が1965年に提唱した「半導体の集積密度は18〜24カ月で倍増する」という法則のこと。
この法則に従えば、半導体の性能はエクスポネンシャルに向上していき、近い将来コンピューターが人間を凌駕するという予想につながるらしい。

収穫加速の法則とは、あるイノベーションが別のイノベーションと結びつくと、新たなイノベーションを起こすスピードが加速し、科学技術は線形ではなく、エクスポネンシャルに進歩するという法則。

簡単に言えば僕がたまにnoteに書くハイブリッドな生き方のような?もの。
シンギュラリティ後は『ポスト・ヒューマン誕生』とか人工知能が自己改善サイクルの「暴走反応」に突入し、次世代人工知能を次々と生み出して、サイボーグやら、サイバー空間に意識がアップされたりとか、その結果、人間とAIの区別がなくなるとも言われていますが、その時代が来ない限りそれが本当に起こるのかはわかりません。
ただ、お偉い先生方がそう言うのであれば、限りなく世界はそうなる運命なのでしょう。

そこで今回は『イヴの時間』のご紹介。
イヴの時間は2008年インターネットで公開されたアニメ。全6話(1話15分)
2010年には完全版となる劇場版が公開された。
その後、続編が出る出る詐欺になっているけれど、あれから10年経った今だからこそ、アンドロイドと人間について考える時代になってきた?のではないのでしょうか。


あらすじ

 アンドロイドはそれと分かるようにリングを頭に表示し、無表情で人間に奉仕する。だが、ロボットが社会の様々な分野に進出して人間から仕事を奪い、アンドロイドに精神依存する「ドリ系」と呼ばれる人々が確実に増え続けており、それを危険視する「倫理委員会」が広報活動に勤しんでいた。また、旧式化したロボットが不法投棄され主を持たない彼らが野良ロボットとして徘徊することが社会問題となっている。
 高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の行動記録の中に、命令した覚えのない行動を発見する。級友のマサキと共にGPSを辿って行き着いたのは「イヴの時間」という不思議な喫茶店だった。「人間もロボットも区別しない」ことをルールにしたその店では、誰もが人間らしく振る舞っており見た目では区別がつかない。彼らは思い思いにそこでの時間を楽しんでいた。リクオとマサキは好奇心から店に通うようになる。
 やがてリクオは店でウェイトレスのナギに悩みを相談しているサミィと鉢合わせてしまう。家で見せるそれとは別の貌のサミィにリクオは戸惑い、裏切られたような気持ちを抱く。マサキはロボット3原則に「人間に嘘をついてはならない」という項目がないことから、「ヤツらは平気で嘘をつく」とリクオに語る。
 リクオとマサキにはそれぞれロボットに傷つけられた過去があった。店とそこに集う「ヒトビト」と関わるうち、少しずつそこで出会う「ヒト」たちに心を開いていくリクオ。リクオの変化にかえって心を閉ざしてしまい、店には寄りつかなくなるマサキ。そんな二人をよそに「倫理委員会」の調査の手が「イヴの時間」にも及ぼうとしていた・・・。                Wikipediaより

人間が求めるアンドロイドらしいアンドロイドとはなんだろうか?
人間らしいアンドロイドなのか、アンドロイドらしいアンドロイドなのか。

この先AIの発達で世界はどうなるのかわからないし、何が正解なのかわからないけれど、答え合わせができる時代まで生きていたいものだと思う。

ちなみに劇場版公開されたとき、イヴの時間で出されるコーヒーが映画館に売ってました。その名も『イヴレンド』 アマゾンで検索してみたけれどさすがにもう売ってないみたいですね。



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