ところざわサクラタウンで感じる、施設属性に基づく設計の大切さ〜なんでも盛り込んだ施設は何者でもないものになってしまう
クールジャパンの拠点として、所沢に角川が開発をするというので一躍話題になっていた「ところざわサクラタウン」に初めて行ってきました。行こう行こうと思っていたのですが、全く行けておらずの初訪問でした。
実際に行ってみるとわかるのは、これはなかなかつらいですね。
施設属性が定まらないままに発注されてしまったのか、動線設計が壊滅的に終わっていて、少なくとも商業は難しい。さらに鳴り物入りになっていた初期に入っていたホテルはすでに廃業となっていていました。
ま、行くまではクールジャパンがうんぬんという施設と思っていたましたが、結局のところは角川としての工場とオフィス的な機能を所沢のはずれに作りました、という感じであります。
◯ この施設はなにか、は複合化する上でも大切
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