【PLUS】地元に住めなくなる未来をどう解決するか[後半]新たな住宅に求められるエリア内での複合性/動画解説つき
前回解説したように、グローバリズムの低迷による部材費上昇、人手不足による人件費の高騰、さらに人口減少とスポンジ化による都市機能減少などで住みにくい地域というものが増加してきています。
この中で今までやみくもにどこにでも一戸建てを乱立させる新築政策を地方から見直して、住み続けられる、また次の世代にバトンタッチできる住宅をどう実現するか、に向き合っている取り組みを今回は取り上げます。
地方では稀有な事象ですが、地価が上がり続けているニセコエリアでの高品質な共同住宅供給に取り組むニセコミライの取り組みを久々にアップデート視察で行ってきたので、こちらでご紹介しておきます。
◯ 前回訪問時は計画段階だったものが、幾多の苦難を超えて開発へ
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