【AIR】地域を蝕む墓標のいま〜アルネ津山最前線/動画付き
さて久々に津山に行ってまいりました。泣く子も黙る墓標の西の雄とも言える「アルネ・津山」の最前線を見聞きしまして、考えさせられることが多々ありましたので、こちらに書き記しておきたいと思います。また、現地で動画もうろうろと撮影しながら歩いたので、なんとなく写真では伝わらない空気感も味わっていただければと思います。
AIRMookの「墓標シリーズ」。全国各地の再開発で問題が発生した施設について開発前からそのプロセスを整理し、議会資料なども目を通して「なぜこのような失敗が発生するのか」ということに目を向けた資料です。衆議院や財務省、全国各地の自治体の方々に多く読まれた連載でした。今もMOOK本としてamazonなどでKindle本として購入可能です。
今回は、津山の新たな「いい取り組み」も色々と見てきましたが、そちらはまた別の記事で解説したいと思います。
270億円の投資をして、最近の情報みると8,800万前後の売上。補助金入りまくってようやく黒字になったり、赤字になったり。てか補助金入っているから、そもそも黒字っていえない。ものすごい経営力です。資本金もあれこれで焼け太って17億円ですからね。それで赤字黒字をさまよう鎧ですから、経営効率も素晴らしいですねー。感動した!!!
いやーそれにしても、久々に見るとなかなか痺れますね。。。
ものすごいものです。20年以上経過してもなお、地域の重荷として大活躍されていました。どうすんでしょ、これ。笑 早く壊す公共事業がいるなと思いますね。国土強靭化計画もさることながら、国土大掃除計画を先にやったほうが地域にとって限りある予算を効果的に活用できるのではないかと思います。結局推進してきた人たちは失敗を認めてはならん、ということで、常に税金を注ぎ続けて帳尻合わせを試みられていますが、それも虚しい決算状況。出口は未だに見えません。
補助金使いまくりの経営支援方法から監査レポとかの新しいものをみても驚きの連続。それらをまとめておきました。
今回は現地で動画もうろうろと撮影しながら歩いたので、なんとなく写真では伝わらない空気感も味わっていただければと思います。もしかすると見えないものが見えるかもしれません・・・
それでは皆様の大好物「墓標」の今、に迫りましょう。
ただこれ対岸の火事ではなく、自分たちのまちですでに大小の違いはあれど発生していたり、いま、まさに計画されているまちも少なくありません。当事者意識を持って見て頂きたいと思います。
○ アルネ前の商店街
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