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富山・金沢滞在で感じる、北陸都市圏のスケールと競争環境

富山での仕事できているので、今朝は富山市内を1時間ほどウォーキングして、昼間は車で金沢に行ってきました。やはり北陸は本当にコンパクトですよね。びっくりします。

特に富山と金沢って移動時間では1時間ほど、普通なら同一県でもいいくらいの近接っぷりで、このあたりはなかなか富山市も大変だなと思わされます。実際に南砺市とかいって話していても、金沢のほうが近いから買い物、飲みに行くのも金沢という話を聞いたりすると、同一都市圏内での競争局面が垣間見られます。

つまりは市町村単位での都市計画や、県単位の都市計画ですら、実際に車社会の人間の移動範囲を考慮すると、制限や誘導が相当に難しいということです。人の移動スケールと、自治体などの権限範囲がミスマッチとなり、自治体や都道府県とかの単位ですら、効果的な人の居住、機能などを設計して、インフラ整備、設計、誘導などすることは困難。コンパクトシティの難しい現実もわかります。

○ コンパクトシティのリアル

先週今週とぐるりと歩いていると、総曲輪がなかなか難しいのもわかります。まずコンパクトといってもこの道路の広さです。

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