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【AIR】文教都市の資産価値は上がるのか、下がるのか〜ルールと運動の違い

国立市の富士見通りのマンションが解体になったということで、市民からの反対運動の賜物とか、その他の重大な何かがあるのではないか、とありますが、積水ハウスとしての公式見解は以下の通り。ただこういう明瞭な法律、条例違反ではなく、反対運動を受けてディべがマンション分譲後で竣工間近でも撤退するということが起こるという前例を作ったのはなかなか色々と今後の影響も出てきそうな事案だなと思いますね…。

https://x.com/kanpo_blog/status/1800518487267553649

まぁ富士見通りって通りは院生時代も認識していたのですが、富士山が未だに少しは見えるらしく、それを競ってあれこれ話をしているようなのです。

というか、私がかよっている当時も別のマンション建設反対の問題はありまして、そもそも大きな容積のマンションを旧住民の一部の高齢者グループは良かれと思っておらず、戸建ての立派な家だけが立ち並ぶのが文教都市のあるべき姿だと思っているところがあります。。。まぁただもう普通に中途半端な雑居ビルが富士見通りなんて立ち並んでいるので景観とか言われてもよくわからないところではあるのですが。

特に当時、私が違和感を持ったのは国立駅の立ちかえに関する運動でした。そのあたり含めて文教都市は一見すると風俗などもなく、キレイさっぱり、大学や文化施設が多い良いまち、と思われがちです。が、案外そんなこともなく、なし崩しで景観も容積も使われていく一方で、目立つプロジェクトには一部高齢活動家グループがやる気出して反対運動を繰り広げる地獄感もあります。

一方で今の若者たちの社会課題との向き合い方はもう少し現実解のものも多く、そちらのほうが建設的だと私は思っています。


◯ 国立市の成り立ちと属性

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