プレゼンの基本は時間と情報量の限界把握

今期も都市経営プロフェッショナルスクールが開校となりました。今年は60名以上が参加し、昨日は初回の開校式だったのですがOBOGも集まり、総勢80名以上となりました。ようやくこういう集まりがやれるようになりましたね。

今年は富山でスタート!! 次回はオガール開催。

私は単なるコンサルティングをすることはしていません。個別に関わるプロジェクトは自分の領域的な関心と投資できるようなコミットメントの余地があるものに限り、その他はプロフェッショナルスクール、オンラインラボ・LDLなど学びの提供を行っています。

結局コンサルティングで人任せにして成功する人なんてほぼいなくて、自分で学んで自分で考える人にならなきゃ無理なんですよ。何事も。学ぶことが一番大切。だけど、それをスキップして裏技で成功したがるから、失敗する。

で、そのような学びの機会で人数も人数なのでショートプレゼンを毎度要求しているのですが、これに慣れている人が本当に日本人では少ない。特に1-3分程度で自分を伝え、計画などのポイントを押さえて相手に理解してもらうということの練習が圧倒的にたりません。

そもそも普通は自分の話を相手に聞いてもらうだけでも大変なのです。それなりの人は皆忙しいので、エレベーターや廊下で捕まえてさくっと話しして「それ面白いね!」と言われなければゲームオーバーであることが多いのです。

つまり講演会のように10分も30分もプレゼンできるなんてものは、そもそもその人の話を聞きたいと思ってくれている人だけに許される条件なのです。大抵の場合、私も含めて相手に自分のプランを説明するのには立ち話でつかみをできるかどうかにかかっています。

が、その訓練が少ない。1〜3分程度でさくっと話できない人は面白い企画を形にできることほぼありません。仲間を集められないからです。

○ 1分間にできる話の限界を知ってます?

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