見えると思ったゴールは遠かった?

猛烈な勢いで家の片付けを進めているけれども、なかなか先が見えずにどうしたらいいのか、正直なところ途方に暮れていた。

しかし、それでも少しずつ進めていたら、この記事で書いたように、ゴールが見えてきたような気がした。

でも、ゴールが見えると思ったのは夢だったのか?幻だったのか?

なんだか、また、見えたはずのゴールが遠くへ言ってしまったような気がしている。

整理収納のプロに依頼してお片付けを進めようかと思っていた。お片付けのプロにアドバイスを仰ぎながら、片付けを進めていこうかと思っていた。

でも、整理収納だけじゃなくて、諸々、お願いしたいことが出てきたので、整理収納もやっているという便利屋さんに来てもらった。

便利屋さんに、引き取ってもらいたい大型家具と、義母の大量の洋服の整理を手伝ってほしいと伝えた。

「洋服は全部捨てたほうがいいです」

いや、捨てる洋服と捨てない洋服を選別したいんですが。

「そういうことはしていません。整理収納アドバイザーでもやっていません。」

片っ端から捨てていくか、箱にでも詰め込んで家の中に積んでいくか、どちらかしかできない、とのこと。

整理収納アドバイザーに来てもらって、1つ1つ確認してもらいながら片付けていくこともできるだろうけれども、結局、依頼主が最終的な判断をしなければいけない。

義母の洋服類は大量にある。人を介して1つずつ整理していたら、膨大な時間がかかり、高額な時給で依頼したら高額な費用が必要になるだろう。

ってことは、人に頼まないで、自分でやっても同じ?と気がついて、結局、大型家具などの引取だけプロにお願いして、義母の洋服の整理は自分で進めることにした。

タンスや収納ケース、クローゼットを1つずつ開けていき、捨てるもの、古着に出せるもの、取っておくものを選別していく。

40Lの燃えるゴミの袋10袋以上、40Lのビニール袋10袋くらいの古着を選別した。残しておくものの中には、洗濯をしていないのか、怪しい匂いをほのかに放つものもある。

年代なんだろうか?理由はわからないけれども、90歳を超えた義母は、同じ洋服を何日も着る傾向があった。冬のセーターなどはわかるけれども、夏でも汗をかかないからとTシャツを脱いだままタンスに突っ込んでいるのも見たことがある。

洗ってあるものと、洗っていないものがわからない。とりあえず、怪しいものは全部洗濯することにした。しかし、悪天候が続く。洗濯物が乾かない。

とりあえず急いでいる。使っていない部屋のエアコンを真夏なのに暖房フル回転させて乾かしていく。

しかし、古い洋服は薄手のものでも乾きが悪い。近年の新素材の布地と全く違う。多少厚手のものでも、新しいものはエアコンの暖房フル回転で数時間で乾くのに、古い洋服はなかなか乾いてくれない。

かといって、コインランドリーまでいくのも、この悪天候で気が引ける。

という感じで、見えていたはずのゴールがまた遠くなったような気がしている家の片付け。

タンスを1段ずつ、収納ケースを1つずつ、ひっくり返して、中のものを広げて、1枚ずつ洋服や下着を開いて、捨てるか、古着にするか、残すか判断する。残すと決めたものは、洗濯するかそのまましまうか決める。そのまましまうと決めたものは、再び畳んでしまう。

この繰り返し。私は単純作業が大嫌いだ。とにかくストレスを感じる。

「もう、やーめた!!」って放り出したくなる。でも、放り出したら、自分が夜寝るための布団を敷くこともできない。仕方がないから、その日に広げたものはやる気はないけれども整理を進める。

こうやってなんとか進めていたら、気になっていたタンスやクローゼットの中身は全部引っ張り出して、1枚ずつチェックは終わった。

あとは洗うものを洗って、これからの生活で使えるものを選別して、私がわかりやすいように、これから使うタンスに整理してしまっていけば、とりあえずのゴールとなる。

よし!やっぱりゴールは見えていた。もうちょっと頑張ろう!


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