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松本城プロジェクトマッピング見てきた⑥松本市歴史の里・日本浮世絵博物館


松本市博物館で知ったこの場所、せっかくなので行ってみる。Googleマップの口コミではこれまたあまり芳しくないが。

松本駅から長野電鉄上高地線とやらに乗る。これまたSuica使えなさそうだな。乗車券現金で買うのはいいけど販売機でどのボタンを押せばいいのかわからん…。それらしい路線のボタンが見当たらないのよ。


かなり迷ってようやく見つけた。松本電鉄上高地線 is presented by アルピコ交通ということらしい。そんな記載、電光掲示板とかに書いてないじゃん。

クネクネするなっ?
最寄りの大庭駅
こんなところをしばらく歩く
日の当たらないところがきれいに凍結が残るのね❄

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松本市歴史の里

5分くらい歩いて到着。お隣に別の資料館みたいなものがある。「松本市歴史の里」というらしい。まずはそちらに入ってみる。浮世絵の方はまだ開いてないし。

「あゝ野麦峠」の舞台なのか

なぜか刑務所まである。

独房体験しよう!?

って、体験したくないよ。悪友と行って閉じ込められる事件が常に起きているのではと推測する(私ならぜったいやる)。

この四角いボタンを押すとピョコンと札が出るんだって

映画なんかだとここから穴掘って脱獄とかするんだが、ほんもの見るととてもそんなことはできっこねえよと感じる。試みた人はいたんだろうけどね。

こんな独房を残した施設を何処かで見た記憶があるのだがどこだったかな。…うーん思い出せない。

裁判所の再現だそうな

意外に面白かった。げっ、浮世絵見る時間が…。急げ!

日本浮世絵博物館

大層な名前の割にはこぢんまりとした建屋。ワンフロアの展示。撮影は可能。

残念ながら北斎とかはないんだな。そして春画もない(おい)。しかし、艶やかな歌麿があった。

浮世絵の人物描写に於ける人の顔は能面みたいでほとんと表情がない。しかし歌麿は表情付けちゃうんだよな。そこにシビれるあこがれる!

この二枚よく見て欲しい。右片方はほうほうと手相に集中している顔付きをしてるし、もう左片方は明らかにアハハウフフと笑いあっている。口が開いているせいかなとも思ったが指で隠しても笑ってる笑 なんで??これぞ歌麿マジック。

展示数は確かに多いとは言えないがこの二枚が見れて写真にも収められたのはここまで来た甲斐もあったというものだ。

会場では彫師摺り師の解説動画が流されていた。貴重で伝承すべき匠の技なんだろうけど、彼らは過去の浮世絵作品の原画を元に版画を作っているということ?
それはそれでいいが、「原画」をいま描いてるひとっているのかな?


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なにげなく駅ポスターを見ていたら
あ、小澤征爾さん…😢


帰りの電車から見えた長野からの富士山

そして特急を八王子で降りて横浜中華街の「シティ・ポップスタジオLIVE」を見に行ったのでした円環は閉じる。異様に濃い一泊二日遠征であったよ。


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