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好きな人ができない理由

好きな人ができないのは自分を殺す習慣がついてるから。素直な欲求を殺してるから。
好きな人ができる。それは生物として種の保存をするためにも、承認欲求を満たして生きるためにも体にとっては必要なこと。お腹空いたらご飯食べたくなるぐらい普通のこと。

しかし、食べ物を取りに行こうとした時、その道中でゴキの大群がいたり、すぐキレる輩がいたりしたら?おそらく、「うわー、あれに突っ込んで行くぐらいなら食べない方がいいわ」などと考え、行かなくなる。「お腹空いたけど今はダメです」と自分に言い聞かせ、無視を続ける。
このような、トラウマ、人の目を気にしすぎる、思い込みが強いなどの恐怖に囚われる習慣がついてしまうと、その恐怖から自分を守るために壁を作る。すると身を守ることが最優先になり、自分の色んな気持ちを押し殺すようになる。

それは色んな面での話。自分の言いたいこと、やりたいこと、好きなこと。そういうものに対して、「いや、あなた(素直な欲求)を出すと問題が起こったりして自分が傷つくことになるので出てきちゃだめです」と自分に言い聞かせる。観念もそう。「こうでないと好きにならない」というような。年収はいくらで〜、〇〇があって〜って。観念にしても、その観念が自分の素直な欲求を拒んでいる。「その条件が見つかるまでは好きとは認めません」と。それがあることで社会的な自分を守ることになるから。
欲求(体)としては、「そんなのいいからはやく見つけてくれよー。自我はわがままだなぁー」みたいに思ってると思う笑

しかし、そうして自分の守りが過剰になり、欲求を解消せず無視し続けるうちに自分の欲求を感じられなくなる。それが波及して好きな人もできなくなる。

仮に好きという気持ちを押し殺さなくても、条件をいくつも要求することで過剰に自分を守るようになる。相手に条件ばかり求めるのは、それだけ自分が受け止められないこと、つまり恐れていることがあるからと言える。
しかし、仮にそれを満たす相手をみつけても、自分の恐怖心が和らぐ(相手で和らげさせる)だけで、心から好きになったわけではない。だからただの形だけの付き合いに感じ、上手くいかなくなる。

これを解決するには、思い込みを減らす必要がある。同時に、自分のやりたい、好きだと思ったことを押し殺さずやる。
社会(この社会」というのは家族、友人関係、恋人関係、などあらゆる関係性のこと)との都合をつける必要があり、そうしなければ自分が傷つくという恐怖から観念を作るわけだから、過剰に条件をつけることで自分を守っている自分を認識し、どうやったら達成できるのかを考え、恐怖心と戦うこと。

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