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マーケティング・コンセプトをAIで"ゴリッと"

ども。しょーてぃーです。

この記事はこんな人におすすめ

🐝 モノごとを戦略的・効果的に顧客に伝え、惹きつけたいひと
🐝 マーケティング学習・実践者

🐝 コンセプト設計に興味があるひと
🐝プロンプトに興味があるひと


記事内の成果物

1.顧客の詳細な仮説

2.マーケティング・コンセプト
例;

Marketing concept:
- "名前選びのストレスを解消し、自信と安心感を提供します。私たちのAIと専門家があなたの子供の名前選びを最高のものにします。"


Catchphrase directions (for landing pages and ads):
- "GlobiNamer - 名前選び、私たちと一緒に進めませんか?"
- "GlobiNamer - あなたの子供の名前、世界が受け入れます"
- "GlobiNamer - 子供の名前選び、安心と自信のパートナーです"

その他、Customer JOB,FOR,RTB,PODなども。



モノごとを戦略的・効果的に顧客に
伝えて惹きつけるために
避けて通れないのがマーケティング・コンセプトやマーケティング戦略だ。


いくら良いプロダクトを作ったとしてもマーケティングが失敗におわり、
見向きもされないことがあるだろう。



これらを練り上げるは正直大変である。


そもそもマーケティングって何かキャッチコピーでも書くのか?
それともとりあえずSNS発信でもやるのか?….
など迷走を極めることもあるだろう

そこでAIを活用することで、
マーケティング・コンセプトの立案を多くの人が
柔軟に行えるようにしたい。


「え〜、AIって難しそう!理系っぽい!」
いや、安心してくれ。
私は一切コードがかけない非エンジニアである。

この記事は言葉足らずで若干優しくないかもしれないが、
できる限りプロンプトをのせようと思う。

では、今日は基礎編だ
いざ、ゆかん。


”ゴリッと”シリーズ


この記事を書いている人について

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マーケティング・コンセプトとは何か

そもそもマーケティング・コンセプトとはなんなのか?
まずは定義だ。

マーケティング・コンセプトとは?

企業がマーケティング活動を行う際に、顧客のニーズを満たすために、どのような考え方に基づいてマーケティング活動を行うか方向性をしめすもの

あえて語弊を恐れずに単純化するのであれば

  • 何を売り出すべきか

  • どのように売り出すべきか

  • そして誰に売り出すべきか

そんなところであろう。

例をあげよう。
学校のバザーでお店を出すことになったとする。

その時に、あなたは何を売るべきか考えるだろう。
おもちゃであるか、手作りのクッキーであるか、
それともハンドメイドのブレスレットであるか。これが「何を売るか」の部分だ。

次に「どのように売るか」を考えるだろう。
クッキーであれば、どんなパッケージにするか、どんな風に飾るか、どんな風にアピールするか。これが「どのように売るか」の部分だ。

同時に、「誰に売るか」を考えるだろう。
お店を出す場所や、何を売るかによって、
お客さんの年齢層や好みが変わるかもしれない。
おもちゃを売るなら、小さい子供たちがお客さんであろう。
一方、手作りのクッキーやブレスレットであれば、
大人もお客さんであろう。
これが「誰に売るか」の部分だ。

別にアイデア先行でもいいじゃない


もう既にお気づきかもしれないが、
いわゆる上流の設計能力が問われる領域である。

上流工程と聞くだけでアレルギーが出る方もいるかも知れない。

「面白いことが思いついて先にサービスを形にしてしまった。」
「思いつくがままに、記事を書いてしまった。」….

今までであれば、このやり方は一般的にはNGだ。

しかし、このAI時代はこれまでの
やり方に縛られる必要はない。

ということで今回は思いついた具体アイデアから
ちゃんとしたマーケティング・コンセプトを
AIとゴリッと考える方法を紹介していく。



アイデアからユーザー仮説の逆引きもゴリッと


今回私のアイデアは以下としてみよう。

子供の名前を決める際に、その名前が海外でも恥ずかしくないか、
ネガティブな意味を持たないかを確認するためのサービス

子供がグローバルで活躍するときに変な苦労をさせたくないと思う方もいるはずだ。”ももこ・ともこ:スペイン語で「私の鼻クソ」、「君の鼻クソ」に聞こえる”こともあるとかで、実は国によってはネガティブな意味を持ってしまうことがある。


さて、手前味噌であるが
私も開発に関わっているアイデアから
ユーザーの仮説をGPTによって逆引きするサービスをまずは使っていく。

無料で何回か使えるからぜひ試してみほしい。

先程のアイデアをコピペ

するとアイデアをAIがユーザー精度が高い仮説を出せそうか評価してくれる

 評価アドバイスにそって、アイデアを微修正してみた。

子供の名前を決める際に、ユーザーが入力した名前が海外でネガティブな意味を持たれず、通用する名前かどうか確認してアドバイスするサービス

そしたらAIの力を借りて仮説生成

これにより顧客がどんなときに何を求めているのか
言語化することができる

この調子でバンバンAIの力を借りて
マーケティング・コンセプトを立案に必要な
下地となる情報を生成していく。


次は、ペルソナだ。


そのペルソナが抱えている課題

代替手段(十分ではないけど我慢しているかも)

一応+αで視点を広げるためのソリューションアイデアも!

この生成結果全体をURL共有してみたので
気になるかたは見てくれ〜い



https://valuediscovery.pmdao.org/share/ja/7b055239-d2c1-4bb2-9e8c-3f82280c0dd0/d66530f0-a722-4b7f-b0ab-f19866a0e35f

🎉完成した
これで必要な素材がかなり揃ったのではないだろうか。



上流工程もゴリッと


さっそくChatGTPで使うプロンプトを準備する。

Prompt

機械翻訳ver(英語版をつかってくれ

目的:このテンプレートは、与えられた情報(="value_discovery")に基づいて特定の製品やサービスのマーケティングコンセプトを開発・洗練するのを助けるためのものです。
input = [value_discovery: "ここに先程の情報を突っ込む"]

1. 企業/ブランド名:{Company/Brand name} = "例: サンプルコーポレーション"(あなたの企業またはブランドの名前)
2. 製品/サービス名:{Product/Service name} = "例: サンプルシリーズ1"(提供している製品またはサービスの名前)
3. アイデア/サービスの概要:{Idea/Service summary} = "例: ユニークなデザインと高品質な素材がリラクゼーション効果を提供"(製品またはサービスの基本的な特徴や目指す効果)
4. 顧客セグメント:{Customer segment} = "例: 20代から30代の働く女性"(主な対象となる顧客層)
5. 顧客の課題/ニーズ:{Customer challenges/needs} = "例: 忙しい日常の中でリラクゼーションの時間を提供したい"(顧客が抱える問題や満たされていないニーズ)

<出力>
6. 達成すべき仕事(Jobs to be done)を特定する(顧客が製品またはサービスを使う理由や目的):
- 状況(Situation):
- 動機(Motivation):
- 期待される結果(Expected Outcome):

7. ブランドの差別化ポイント(POD):(あなたのブランドが他のブランドと異なる理由や特性)

8. 機能的な利点:(製品またはサービスが提供する具体的な利益や機能)

9. 感情的な利点:(製品またはサービスが顧客にもたらす感情的な価値や体験)

10. フレームオブリファレンス(FOR):(ブランドや製品の位置付けや認識):
- a. 顧客の視点(Audience perspective):
- b. 市場位置付け(Market positioning):

11. 信じる理由(RTB):(製品またはサービスの信憑性を裏付ける証拠や理由)

12. マーケティングコンセプト:(製品やサービスのマーケティング戦略の中心となるアイデアやテーマ)

13. キャッチフレーズの方向性(ランディングページや広告用):(製品やサービスをプロモーションする際のキャッチフレーズの提案)

言語:日本語


Purpose: This template is designed to assist in the development and refinement of a marketing concept for a specific product or service based on given content=("value_discovery").

input = [value_discovery: "ここに先程の情報を突っ込む"]
1. Company/Brand name: {Company/Brand name} = "Example: Sample Corporation"
2. Product/Service name: {Product/Service name} = "Example: Sample Series 1"
3. Idea/Service summary: {Idea/Service summary} = "Example: A unique design and high-quality materials that provide a relaxing effect"
4. Customer segment: {Customer segment} = "Example: Working women in their 20s and 30s"
5. Customer challenges/needs: {Customer challenges/needs} = "Example: Desire to find a moment of relaxation in a busy daily routine"

<Output>
6. Identify the Job to be done including:
- Situation:
- Motivation:
- Expected Outcome:

7. Brand Point of Difference (POD):
8. Functional benefits:
9. Emotional benefits:
10. Frame of Reference (FOR):
- a. Audience perspective:
- b. Market positioning:

11. Reason to Believe (RTB):
12. Marketing concept:
13. Catchphrase directions (for landing pages and ads):

lang:jp

色々書いてあるが、マーケティングの基本的な知識として
以下の用語や考え方は学んでおいても損はないだろう。
-JOB
-RTB
-FOR
-POD


先程の出力内容をすべてテキストでコピーすることができる

それをそのままプロンプトに突っ込もう。
ただ、量が多いので今回は英語に翻訳してからとする。


マーケティング・コンセプトとキャッチコピーを見てもいい感じになっていることがわかるだろう。

Marketing concept:
"名前選びのストレスを解消し、自信と安心感を提供します。我々の専門的な視点と経験を活かして、子供の名前選びをサポートします。"

Catchphrase directions (for landing pages and ads):
"GlobiNamer - 世界で使える名前の選択をサポートします"
"GlobiNamer - あなたの子供の名前、世界で通じますか?"
"GlobiNamer - 信頼と安心の名前選び、私たちがサポートします"

さらに昨今流行りのAIをサービスに掛け合わせよう。

ということで結果はこちら。

もちろんです、以下に詳細な回答を記載いたします。

6. Job to be done:
- Situation: 妊娠期間中にカップルが自宅でリラックスして子供の名前について考えている
- Motivation: 子供の名前が海外で適切であり、ネガティブな意味を持たないことを確認し、選びたいという意欲
- Expected Outcome: AIと専門知識を活用したサービスから信頼性のある名前の提案を得て、安心して子供の名前を選び、その名前が国際的に通用することを確認する

7. Brand Point of Difference (POD):
- 子供の名前について、その国際性と受け取られ方を専門的に考察し、その上で名前選択のアドバイスを提供するというAIを活用した独自のサービス

8. Functional benefits:
- ユーザーはAIと人間の専門家からのアドバイスを受けることで、自信を持って名前を選ぶことができ、選んだ名前が海外でどのように受け取られるかを知ることができる

9. Emotional benefits:
- ユーザーは、自分の子供の名前が海外で適切であり、ネガティブな意味を持たないと確認できることで、安心感と満足感を得ることができる

10. Frame of Reference (FOR):
- a. Audience perspective: 子供の名前を決める全ての親、特に海外で生活する可能性がある親
- b. Market positioning: 名前選択の専門サービス、特に国際的な視点を持つサービス

11. Reason to Believe (RTB):
- 専門知識を持つスタッフとAIの組み合わせによるアドバイス
- ユーザーの満足度と受け入れ度を定量的に測定する調査結果

12. Marketing concept:
- "名前選びのストレスを解消し、自信と安心感を提供します。私たちのAIと専門家があなたの子供の名前選びを最高のものにします。"


13. Catchphrase directions (for landing pages and ads):
- "GlobiNamer - 名前選び、私たちと一緒に進めませんか?"
- "GlobiNamer - あなたの子供の名前、世界が受け入れます"
- "GlobiNamer - 子供の名前選び、安心と自信のパートナーです"

このような情報が揃い言語化できることは、
具体的な戦術を決めていく大きな一歩となる

私がつかったプロンプトも全部おいておく。


マーケティング・コンセプトに限らず、
引き続きAIで”ゴリっと”いこうと思う。


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★著者のプロフ
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