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未経験から、最速でフリーランスになる方法

これまで10年くらいクリエイター育成をしてきたおかげで、最速でフリーランスになる方法が見えてきました。なので、将来的にフリーランスを目指したい方に向けて、研究成果をお伝えしようと思います。

ダラダラやるより、短期合宿形式

仕事や他の学習をしながら、取り組むのが悪いわけではありません。もちろん、その状況を許容しなければならない時だってあります。とはいえ「最速で」となると、やはり短期合宿が一番でしょう。

3ヶ月〜半年ほど、仲間のいるシェアハウス等に住んで、一気に学ぶ。毎日10時間以上は学習とスキルアップに取り組み、毎日何か形になるものを作り上げる。当然ですが、そんな集中こそスキルアップおよびフリーランスの最短距離です。できるなら短期合宿形式で集中しましょう。

スキルは単体より組み合わせで価値提供

1つのスキルを追求することを、否定しているわけではありません。むしろ職人肌の人にとっては、1つを追求した方が良いでしょう。しかし、フリーランスとして価値を出しやすいのは、スキルの掛け合わせによる価値提供を極めることです。スキルの掛け合わせは文字通り、足し算ではなく掛け算なのです。

例えばデザインとマーケティングを掛け合わせれば、売れるデザイナーとして価値を発揮できるでしょう。ただのデザイナーではなく、売れるデザイナーとして、事業に価値を提供できるので「売上をあげたいクライアント」はデザインだけできる日とよりも、売れるデザイナーを選びます。

別業界との組み合わせも良いです。例えば美容業界の知識を持っている人がデザインをやるなら、美容業界に精通したデザイナーということで、その業界のクライアントが増えるでしょう。

このように掛け合わせはスキル1つを極めるより、独自性を生み出すことができます。その結果、クライアントが増えやすくなるのです。もちろん1つの技術追求も良いですが、ある一定以上のスキルは「わかる人にしかわからないもの」となることもあり、やはり掛け合わせの方が仕事も取りやすくなるのです。できることが増えれば、その分、案件の窓口も広がりますし。

クラウドソーシングに頼らず、チームを組もう

1日に何十通もメール送って営業をする人もいると思います。ですが、それよりも、もっと高額案件に繋がり、そして仲間同士のフォローもあるのがチームでの案件獲得です。しかも、自分で何通もメールを送ったり電話をして営業をする必要もありません。仲間から案件がくるからです。

まず、自分の身の回りの人に、フリーランスになること、そして案件が欲しいことを伝えてみてください。もしかしたら、意外と身近に案件を持っている人がいるかもしれませんし、営業が得意で、営業パートナーとして組める人がいるかもしれません。

クラウドソーシングは割とハードルが高いです。同じような実力を持つクリエイターはたくさんいますし、しかもクライアントとそれほど関係性が濃いわけではないので、トラブルが起きた時、容赦なくリスクになります。もしチームでやっているなら、関係性も築けているでしょうし、フォローしてくれる方も多いでしょう。

安い価格でリスクも高いクラウドソーシングか、高い価格でフォローしてくれる仲間がいるチームか、どちらが駆け出しフリーランスにとって良い環境か、比べるまでもありませんよね。

ポートフォリオは「理由」を大切に

以前「どんなクリエイターなら、初学者でも採用したいと思うか」を制作会社の人に聞きました。すると「自力で問題を発見して解決する力のある人」「どんな思考でその作品を作ったのか説明できる人」といった回答が返ってきました。

さらに、クライアントさんにどんな人に案件を依頼したいか尋ねたところ、「一緒に試行錯誤して事業の成果が出るように考えてくれる人」「言われたことだけじゃなく、プロとして頭を動かしてくれる人」という意見が返ってきました。

クリエイターの作品における「質」は確かに重要ですが、それ以上に「クライアントと一緒に試行錯誤できる」「自分の頭で試行錯誤して問題発見および解決ができる」ことが重要なんですね。考えてみれば、WEBディレクション時もクライアントさんは「どれだけ自分だちの事業を親身に考えてくれるか」を重視しているのは明らかなのです。

人を集められる場を持とう

人の集まる場にいくよりも、集める場を作った方が、メリットが大きいものです。ただの参加者であることより、企画する側であれば、自然と人は集まってきますし、主催であれば、なお、たくさんの人が声をかけてくれます。それは、参加するより何倍も人と繋がることができます。

さらに主催するイベント自体が盛り上がれば、そこで自分のサービスや事業を作って集客にも繋がるかもしれません。フリーランスとして案件をもらうだけでなく、起業家、実業家としての才覚を発揮し、さまざまなサービスを立ち上げるきっかけになるかもしれません。

自分のサービスを作ろう

これですね。肝は。フリーランスこそ自分のサービスを作るべきという話は、ずっと前からさせて頂いています。フリーランスはやっぱり、不安定な職業なんです。

3ヶ月後の収入の目処がたっていない、みたいな話はよくありますし、100万円稼ぐ月があれば、0円の月もあります。この不安定さを解消するには、月額コンサルティングおよび顧問契約か、自分のサービスを売るしかありません。

月額の顧問契約や、コンサルティングも良いのですが、例えば会員登録制のWEBサービスを作り、月額860円のサブスクリプションサービスを作ったとします。そこで、1000人の会員を集めれば、86万円が毎月入金されるということになります。

こうしたサービスを作ることで受託だけの自転車操業に頼る必要もなくなりますから、収入も安定し、かつ自分がやりたい案件を中心に選んで受注することができるようになります。

さらにサービスを欲しいと言ってくれる企業がいれば、数千万円から数億円で売却できるかもしれないという巨大なチャンスつきです。これだけ素晴らしいチャンスがあって、やらない手はどこにもありません。

まとめ

これら、すべてに全力集中すれば、最速でフリーランスになれることは間違いありません。だからこそ僕は、バリ島の村づくりやクリエイター育成シェアハウスの運営をするのです。フリーランスになることもそうですし、他の目標を最速で叶えるのも、やはり環境が左右するんだろうと思います。

例えば常にコミュニティがあって、メンターがいて、一緒に勉強できる仲間が一つ屋根の下にいれば、それは確実にフリーランスやクリエイター、そして起業家、実業家への道を早めるものでしょう。僕は今後も、村プロジェクトや、シェはハウス事業、スクール事業を通し、人が最速で成長できる環境とプログラムを研究し、みなさんにご提供していきます。

サポートして頂けたお金は主に『クリエイター村』の開発に使わせて頂きます! サポートしてもらえればもらえただけ、村の開発が早まります。