0.5 今までの活動で得たスキル
始めた当初から音楽で生きていきたいと本気で思っていたので色んな技術を身につけようと考えていた。
1.ボーカルギター&作詞作曲
高校生の時に軽音楽部に入ったのがきっかけでバンドを始めた。
ボーカルしか出来なかったのでカラオケマンみたいな感じだったが当時のメンバーが1ヶ月でほとんど辞めたのもあり、
必然と楽器を弾きながら歌う必要性が出てきた。
そんな中ギターのブリッジミュートの音が好きだったのでギターを選択し、
ボーカルギターとして活動していく事になる。
ELLEGARDENやUSポップパンクが好きだったので高校時代はそういったジャンルのコピーばかりやっていた
大学から本格的にバンドを組んでオリジナル曲の作詞作曲なども始めて、
大会の決勝とか出てZEPP TOKYOで演奏させてもらった、とても良い思い出だった。
当時は青春パンクバンドやポップパンク系のバンドを組んでいた。
ただバンドで売れる方法が全然思い浮かばず、現状維持を続ける中でバンドメンバー間でのモチベーションの差などから自然消滅してしまう事になった。
当時の活動では作曲能力やステージパフォーマンス力が磨かれていたと思う。
今でも一番楽しかった時期だったけど、
この時にバンド運営の事をもっと考えられていたら随分違ったのかなとも思っている。
当時のメンバーには申し訳ない気持ちもある。
1.5 DTM
ギターボーカル時代にDTMも始めた。
実は少しだけボカロPをやっていた時期もあった、5〜6曲出して反応が薄かったのですぐ辞めたけど。
この時にCubaseを使い出して、今でもCubaseを使っている。
ボカロの調声は全然出来なかったけど、iZotopeのOzoneシリーズを使ってミックスやマスタリングは少しずつ覚えた。
さらにここから1人バンドでの演奏動画投稿も始めて、
本数をこなしていく中でだんだんとDTMに対する技術を学べた。
2.ベース
ギターボーカルのバンドが無くなってから間もなく先輩のバンドからベースで誘われた。
一応DTM用にベースは持っていたけどまともに弾けなかったので心配だったが、
サポートでギャラも出るとの事だったので必死に覚えた。
3週間後に14曲覚えるという地獄のスケジュールだったが、この経験でベースは鍛えられたと思う。
サポートミュージシャンの経験は自分にとってはかなり新鮮で、
毎回自分でお金を払って入っていたスタジオやライブが
逆にお金を頂きながらやれるのだからこんなにありがたい事は無いと感じていた。
その後も単発の依頼や別バンドでのサポートをやりながらしばらく過ごす事になる。
たまに2日後に3曲ベースのアレンジを作るとか無茶な依頼も多々あったが、
そのお陰で短時間でアレンジを完成させる能力も鍛えられたと思う。
この時期のおかげで音楽を仕事として考える事の相場感や基礎が身についたと思う。
2.5 アレンジ(編曲)
ベースのサポートを最初に依頼してくれたバンドの先輩から
今度はYoutubeの方の活動を手伝って欲しいと誘って頂いた。
主にアイドル曲をバンドアレンジして投稿するというもので
そこにギターやベース、ボーカルで参加する事が多くなった。
アイドルの曲も様々で、
ロックっぽい曲から全然バンドサウンドが無い曲まで幅広かったので
その都度自分たちで新しくフレーズを考えて入れなくてはいけない。
また再生数を狙いにいくためにも即日で納品しなくてはいけない事も多かったので、
短い時間で編曲(アレンジ)していく技能はここで磨かれたのだと思う。
3.ドラム
実はギターの時期からドラムは趣味で始めていて、学生時代はわりとたくさんドラムを叩いていた。
Blink182のTravis Barkerが僕の神様だった。
元々和太鼓打ちなので手は割りと得意だったが、足が全然うまくいかずに大変な思いをした。
それでもドラムは叩いている時は他の楽器と比べても一番楽しい。
どちらというと主張の強い顔で叩くタイプだ。
ベースのサポートも落ち着いてきた頃に
ドラムでバンドに正規メンバーで誘われた。
すっかりサポート体質が身に付いていた僕だったが、最後のバンド活動だと思い頑張ってみる事にした。(結果は残念だったけど)
4.Youtube撮影、MV撮影、動画編集
ドラムで加入したバンドではDIYで自分達で色々とコンテンツを作っていこうという企画が持ち上がっていた。
最初はiPhoneでMVとか撮っていけるっしょみたいなノリだったので
その中で僕はせっかくならと自腹でカメラや動画編集ソフトを購入して
自ら撮影と編集の仕事を買って出た。
全然わからない事だらけだったが
バラエティ動画、MVなど色んなジャンルの動画の本数をこなしていくうちに自分1人で撮影&編集をこなせるようになっていった。
一応僕が編集した動画が公開され始めてからその当時のバンドのチャンネルは1年で1万人登録者が増えたので頑張ったかいはあったなという風に感じている。
5.和太鼓
僕は6歳くらいからずっと地元のチームで和太鼓を叩いている。
今は音楽の仕事が忙しく休む事も増えてしまったが引き続き貢献していければと思っている。
6歳から音楽に触れていたという事実が僕が音楽を続ける上で大きな自信となっているし、
今の音楽活動にも大きな影響を与えている。
いつか和太鼓が叩けるリハーサルスタジオを運営するのが夢の一つとなっている。
たまになぜ和太鼓でプロにならなかったのか?と聞かれる事もあるけど、
僕にとっては和太鼓は仕事というよりもライフワークに近く、身近すぎてあまりその考えにならなかった。
あとは今いる地元のチームが営利団体ではなく地域ボランティアのような形なので、
自然とそういう考えにはならなかったのだろうと思う。
あとは地元のチームで後輩の指導もずっとしていたので、
レッスン方法やマネジメント力などもここで鍛えられたと思う。
・これまでの経験を踏まえて
改めて書き出してみると全ての活動でそれぞれ得たものがあり、
これら全ての経験を活かして次のバンド活動に繋いでいきたいと思っている。
上手くいくと良いな〜。
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