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"おいしいファスティング "で15キロ痩せました。(ウソのような本当の話)

ひょんなことから、この2ヶ月「おいしいファスティング 」こと、超少食ファスティング という食習慣を取り入れています。その結果、3月末時点で75キロあった体重は、60キロまで減少し、大学2回生くらいの体型に戻っています。しかも、集中力が上がって仕事が捗ったり、睡眠の質が上がったり、といいことずくめ。食べることが大好きで肥大化を続けていた僕が、どうしてこうなったのか?少し遡ってお話したいと思います。

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きっかけは巣篭もり。移動ができない移動民の意地。

普段、アドレスホッピングという定住をしない遊動生活を送っている僕は、このコロナ禍をどう生き抜くか思案していました。このまま移動を続けると自分が感染キャリアになる可能性があるし、これは「巣篭もり」しかない。しかし、#ステイホーム と言われましても「僕たちにとってのホームって?」という禅問答が始まる有様で。この際、前からやりたかった断食をやりつつ、個室に籠るというのはどうだろう?ということでいわゆる断食道場に巣篭もりすることに決めました。

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いい笑顔だけど顔パンパンじゃないですか。二重顎だし。

そこで見つけたのが「藤樹の宿」という施設。滋賀は琵琶湖のほとりの「古民家ファスティング」という名の通り、落ち着いた雰囲気でいい感じです。一通り全国の施設を検索したんですが、断食施設ってなんか怪しいところが多い。宗教色の漂う仏教系の修行チックなものか、女性ターゲットの商業色の強いものか、そのどちらか。でも、「藤樹の宿」は、なんだか落ち着いていて少し厭世的な雰囲気もありながら、ちゃんとしてそうな宿だったんです。

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出迎えてくれたのは、この安田藤嗣(やすだ とうじ)さん。ちょっと気難しそうだけど、話すときさくで優しい、まさしく好好爺という人物。約30年も研究を重ねながら断食指導しているようです。ちょっと不安を感じていた僕も、少し心を落ち着けます。そして、案内された施設も、いい感じ。渋いです。でもしっかりリノベされていて、居心地良さそう。これはいい「巣篭もり」になりそうだ・・!

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おいしいファスティング初日

まず気になるのは、食事ですよね。どんなご飯がでてくるんだろう、と。最初にオリエンテーションとして、超少食ファスティング のやり方を教えてもらいます。基本的には、藤樹の宿の食事は「玄米菜食+発酵薬膳」というコンセプトの、食べる断食です。食事は減らすけど、絶食はしない。減らした分、栄養価の高く日本人の体に合う玄米と発酵食品を中心に構成する。

具体的には、一汁三菜、玄米40グラムと副菜60グラムを、お昼と夕方に食べます。朝は豆乳ヨーグルトと特製スムージー。それ以外は何も口にしません。食べる時間も重要で、朝8時に流動食、昼12時と夕方17時に一汁三菜を食べます。玄米はいわゆる発酵玄米というやつで、もちもちでおいしい。副菜は、野菜や豆を多用しているが、自然な味で正直すごく美味しい。噛めば噛むほど甘みが出てきて、何回でも噛んでしまえる、そんな食事です。

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そして、一番重要なことは「よく噛むこと」。最低でも48回、できれば100回噛むことを推奨されます。徳川家康は「水も噛んでから飲んでいた」というくらい「噛むことで天下を統一した」と安田さんは言います。だから顔が顎が発達して顔が四角いでしょう?って。(ほんとに?w)。

でも実際に驚きなのは、こんなに少量なのに、噛めばすごく満腹になるんです。むしろ、噛んだら今までみたいにたくさん食べることが出来なくなります。昔からよく噛んで食べなさい、と親に言われていたのはそういうことだったのかぁ、と妙に納得しながら、ひたすらにモグモグ噛み続けるのでした。

好転反応を超えると、すごい領域が待っていた

断食で辛いとされる2〜3日目。いわゆる好転反応というやつがきます。身体が新しい食習慣に慣れていないがために起こる、様々な不調。アトピーの人は一時的に痒みが増したり、人によっては頭痛や眠気、過去の古傷が痛む人もいるみたいです。僕の場合は、眠気がきました。普段寝不足だからなのか、日頃の移動生活の無理が祟ったか。

でも、それ以外は順調に推移し、なんのことなく5日間が終了します。その時のツイートがこちら。

そうなんです。まず、全然お腹すかなくなる。よく噛んで食べているからか、少食でも大丈夫になってくる。これは、後々勉強したところ「ケトン体」という脂肪を分解してできるエネルギーによって身体が駆動し始めるかららしく、低糖質な生活に切り替えているおかげで、余分な脂肪をエネルギーに変えやすい体質になってくれたみたい。

もう一つ、特筆すべきは、睡眠が深くなり、短い時間でも体力が回復。さらに、そのおかげか集中力が高まって、仕事がめちゃくちゃ捗るようになること。これは「消化にエネルギーを使わなくなった」ことが大きいらしい。実は、消化には1日1600キロカロリーが使われていると言われ、これはフルマラソンにも匹敵するくらい。人間の食事は雑食で、食べ物によって消化時間が異なるが、果物や野菜は消化が早く、タンパク質や脂肪は消化に時間がかかる。だから、少食かつ玄米菜食にすることで、消化へのエネルギー割り振りを極端に減らすことができる。よって、疲れない身体ができるということなんです。

日常的な食習慣としての"おいしいファスティング" 

その後、藤樹の宿を後にした僕は、いま金沢の一軒家を借りて、コロナ禍の巣篭もりを継続している。そして、なんと「おいしいファスティング 」も2ヶ月に渡って続けることができています。普段なら自炊できないけど、今この時期なら自分で料理することもできる。また、たまに美食の日やチートデイも挟みながら、可能な範囲でうまくコントロールしています。

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(左上)料理ユニット てとてとに教えてもらった最高のエリンギパスタ(右上)人生史上最高にうまいバグラスの野菜(左下)奈良山添村のおすそわけ竹の子(右下)秘境の大豆・熊本八天狗のおぼろ豆腐

移動ができない分、探究心は「食」へシフト。発酵玄米の作り方を研究したり、全国のおいしい野菜や豆、低糖質フードを調べては取り寄せ、最高のファスティング ライフを構築するために日々工夫を凝らしたりもしてます。料理って楽しいねw

僕もそうだったけど、これまでの断食やファスティング って「辛いから短期間で集中的にやって、また日常に戻る」という特別なスポット体験だったと思うんです。でも、この「おいしいファスティング 」なら「辛くないから長期的に食習慣として取り入れる」ことができます。その結果、集中力や疲れない身体が手に入ったり、なんなら食費もめちゃくちゃ浮いちゃったりとか、いいこともある。

さらに、これまでの「食」への向き合い方って、「おいしいものをたくさん食べたい」という欲求を満たすものだったなぁと。漫画の主人公はよく食べるし、大食いユーチューバーが人気を博し、どの店にも大盛りがおすすめしてある時代。大量生産・大量消費の価値観と商業主義のコマーシャリゼーションが食生活にも影響を及ぼした結果、僕たちは「たくさん食べること」を無意識に美化しすぎていたんじゃないかな、と。

でも、この食生活をして解ったのは、「おいしい物は、たまに食べる方がおいしい」ということです。日々の食事は粗食・少食にして、たまに美食を食べる。普段は玄米菜食なんだけど、週に一度は、焼肉や寿司、ケーキやハンバーグを食べる。そうすることで、身体はより健康に、美食はよりおいしく食べることができる。これって、めちゃくちゃお得で、合理的だなぁと思います。

僕は、常識外れだけど、合理的なことが大好きな人間です。この減らすことで豊かさを得る食習慣、これからも続けていきます。

余談1:藤樹の宿の安田さんに"おいしいファスティング"を教えてもらうオンライン講座を実験してます。人数限定ですが、興味ある人はこちらまで連絡ください。 

余談2:前職のパイセンに仙人に近づいたね、とお褒めいただきましたw


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Hopping Magazine 編集長。アドレスホッパーという言葉を生みの親。「hopeto(ほぺと)」というサービスを出しました。サウナが好きすぎて、たまにサウナプロデューサーもやってます。奈良山添のume,saunaなど。最近、超少食ファスティングで12kg痩せた。
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