数字で見る株式会社と合同会社
会社設立を検討されている起業家の方で、株式会社と合同会社のどちらの方が良いかという質問を頂くことが多いです。
その際に、通常は、一般的な株式会社と合同会社の性質の違いを説明しますが、今回は世の中の数字をもとに株式会社と合同会社を比較したいと思います。
上記は、株式会社と合同会社の会社設立数の推移です。見て分かる通り、株式会社の新規設立数は横ばいであるのに対し、合同会社の新規設立数は、増加傾向にあります。
合同会社は、2006年の会社法改正によって新しくできた会社形態なので、当社は設立数が非常に少なかったですが、昨今は、会社設立コストの低さや運営の楽さを理由に非常に増えてきています。2019年時点ですと、会社設立の約35%が合同会社です。
上記は、8つの主要法務局における株式会社と合同会社の割合です。これらを見ると、札幌(北海道)では、新規設立における合同会社の割合46%と半数に迫る勢いであることが分かります。
以下の関連記事でより詳細に解説していますので、ご覧ください。
関連記事:「数字で見る会社設立【会社設立数編】株式会社と合同会社を公認会計士・税理士が徹底比較」
最近は、合同会社も非常に人気の会社形態となっているので、会社設立を検討されている起業家の皆さんは、ぜひ合同会社も選択肢の1つとしてお考え下さい。
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