見出し画像

あらかじめカレンダーで先抑えする大将式タスク/スケジュール管理術と将来への不安の整理の仕方


まず実行するタスク/スケジュールを全てGoogleカレンダーに登録しておく

自分がやることに関して、後で時間がなった、忙しかったからなど言い訳をしないで済むようにするために、着手する物事に対して時間を割くスケジュールをあらかじめ押さえておくようにします。あくまで例になりますが、こんな感じです。

Googleカレンダーにあらかじめ全ての予定を登録しておく

毎日寝る時間が違う、ご飯を食べる時間が違う、運動する時間が違う場合、取りたい行動を習慣化しにくくなるため、基本的にできるだけ習慣化したい行動に関してはルールにしてしまい、同じ時間にやるようにしています(毎日同じ服を着るもこれに近しい感覚でやっています)

とはいえ、朝から空港への移動がある場合(特に日本とアメリカを行き来していると、時差ボケも正直あります)や、急なアポイントが入ってくるとなったような場合など、そういったときは予定が崩れることもあります。だからこそ、先に決められる予定はルール化して、先に入れてしまうようにしています。不規則な動きがあって、できるだけ不規則でない状態にできる部分は規則化してしまっておけば、体にかかる負担も減ります。人間には基本的には、ホメオスタシスといって恒常性、常に自分の身体を一定の状態に保とうとする機能が備わっています。生物としての性質に合わせた生活をデザインをしてみると良いと思います。

事前にカレンダーで設定した予定を粛々とこなしていく

カレンダーに登録した予定を粛々とこなしていきましょう。もしその決めた予定を変更する場合も、必ずカレンダーを更新した上で進めましょう。そうすることで、何にどれだけ時間を使っているのか?振り返ることも可能になります。

こうしておくと、何にその時間集中すれば良いのか?さらにそのカレンダーの予定を適切な権限範囲(具体的な中身までは見れないが、予定が入っていることは見えるなど)で共有しておくと、周りの仲間とのコミュニケーションをも取りやすくなります。どの時間帯であれば、直接話せるのか?わかるからです。

仲間とのコミュニケーションを取りやすくするためにも、仲間から連絡があったときに対応できる時間の余白、ゆとりを作っておく。そのためにも、考えないで良いことを考えないで済むように、カレンダーに登録したものに都度集中して取り組む。集中して取り組んだ結果、想定よりも早くその予定が進むという状態を作り出せます。

定期的に予定を見直す

例えば、住む場所が変わった。学生だったところから、働くことになった。転職した。などなど、生活環境が変わると言うことが必ず起きます。会社の目標設定も3ヶ月にあるように、定期的に生活環境が変わったときには、予定を更新する必要があります。

次の3ヶ月で何を進めていくのか?それを分解して、1ヶ月、1週間、1日、1時間単位で見るとどうなるのか?特にどのように進めていくと、成果(再現性のある事実ベースの結果)につながるのか?が掴みかねている時ほど、予定が組みにくいですが、何を検証するのか?その検証をどの期間どのくらいの行動量を取って検証するのか?など、計画を更新し続けながら、進めていくとより精度の高い計画が見えてきます。より精度の高い計画が書けてくると、自分を動かすだけではなくて、チームで成果につながる行動を取りやすくなります。再現性のある成果が見える行動内容が見えてきて、そこに人とお金、リソースを張り付けやすくなり、移譲しやすくなるからです。

再現性のある成果につながる計画の精度を上げていくことは価値のあることであり、少し話が脱線気味かつ大きくなりますが、こういう計画に基づいて実行されている事業には、価値がつくことにもなります。さらにこの点に関して知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。

追記。不安を書き出して、自分がコントロールできないこと、できることに分けて、前者に集中して行動する

この記事を書いた後に、「カレンダーに自分がやることを、考えたり、本を読んだりする時間を含めて登録して大事だということはわかりました。でも大将、不安が頭の中にもたげてきてしまい、ついつい予定通りいかない。不安なことをずっと頭の中で考えてしまい、時間が過ぎ去ってしまっていたりするのですが、どうしたらいいのですか?」という質問があり、それは確かに起こるし、更に具体的にそのような状況になってしまう方向けに、どうやって具体的に解決できるか?を追記します。

まず不安があったらノートでもメモ帳でもなんでもいいので書き出してください。具体的な例を紹介して、できるだけ具体的に実行がしやすくします。

例)今35歳、年収400万円。将来引退までに必要な資金が2000万円と言われる時代。現在の資産は、貯金、株式など含めて、300万円ほど。あと1700万円ほど。また一人で孤独を感じる。

こんな不安を書き出したとしましょう。ではこれに関してコントロールできること、できないことに最後分けますが、本当にこれを解決したいと思った時にどう考えますか?

まず本当に資金が65歳で2000万円必要なのか?を調べましょう。これはあなたがコントロールできることです。退職金は?年金は?自分の毎月の生活費は?自分の毎月の投資金額の年利回り期待値と、喫緊3年の事実の数字は?親の仕送りや支援は?

こういう変数をまず事実で書き出すと実態が見えてきます。体重が何キロあるのか?計測せずにダイエットをすることほど無謀なものはありません、まずは計測できる状態をつくり、その事実を見ましょう。

そこで計算したところ、あなたの手取りは300万円ほど。月25万円がはいってきます。そこから毎月の支出が20万円で、5万円は投資に回せることがわかりました。そしたら、毎月5万円を30年間投資し続けると、考えてみましょう。

仮に年利回りが0%してみましょう。その場合、単純に貯金がなされるので、5万円×360ヶ月=18,000,000円。実はこれだけでも達成できることになります。300万円+1800万円=2100万円だからです。

もし途中で健康を損なって、働けなくなったら?(これもここで紹介している自分にコントロールできることに集中)会社が倒産したら?(この不安に関しても同様。コントロールできることに集中)もちろんそのような不確定要素はあります。なので、もし余裕がある月、つまりボーナスがある月はまるまるそれを余裕があるなら、投資に回すなどするとよいでしょう。

さらにそれだけでは不安と考えれば、このような投資が可能です。

毎月5万円を30年間、年利回り5%で投資し続けた場合、最終的には約41,612,932円となる計算です。目標の2000万円を約2倍で超える計算の、4000万円になりました。

このような何も考えることなく、年利回り5%の利回りを享受したいという方は、例えば、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、パッシブインデックス投資の商品を買ってみて、給与が振り込まれたら自動的に天引きにして投資に回る仕組みをつくっておけばよいと思います。それだけ作った後は基本何もしなくて良いと思います。自分に投資しましょう。時間を使って、更に英語を使って仕事をしてみたり、事業をつくることにイントレプレナーとして挑戦するもよし、自分でゼロから起業するもよいでしょう。

いったんNISA口座のルールもありますが、話をシンプルにするために、20.315%の売却実の税金が発生するものとして計算。そして証券会社への売買手数料が発生することまで考慮します。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の場合、毎年0.1%の信託報酬手数料が発生するので、毎月5万円、30年間、年利回り4.9%(信託報酬を考慮)で運用した場合、売却後にキャピタルゲイン税を引いた後の金額は、約36,209,521円と計算できます。それでも元々投資した金額が、1800万円なので、30年という時間を味方につけたら、 倍になっています。複利の力の偉大さを感じます。

そしてここまでが自分がコントロールできることに集中した結果になりますが、逆に考えても意味がないことも書いておきたいと思います。それは、円安がどれだけ進むのか?株式の売却益に対する課税率が変わるといったことです。もちろんそのようなリスクがあることは考えておくと良いと思いますが、それはあなたが日銀総裁でもない限り、変えることはできないことでしょう。それよりも自分自身が変えられること、ここに書いたような投資をしてみるとか、ドルで稼げる事業をつくるために、英語で英語圏の人からお金をドルでもらえる商売に挑戦してみるととか、そういうことに頭を使い、行動したほうが貴重な時間をより有効に使えるように思います。

ただここでも注意が必要です。将来のことばかり気にして、過度な節約をしてしまう。今できる旅行やそのときにしかできない体験を犠牲にして、今を生きていない状態に決してならないことです。将来いい学校にいかないといけないから、今の友達や彼女との時間を削る。将来いい会社にいかないといけないから、学校の友達との時間を削る。将来もっと出世したいから、家族との時間を削る。

いつまでもこのようなことをあなたはしたいですか?そうしていると、すぐに人生は終わってしまいます。また健康があってこそ、働けるし、友達や家族とも遠出できて、美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりもできるのです。

特に若ければ若いほど、体験した後の人生の時間の長さがながくなるので、その後の人生に対して、その体験が及ぼす影響も大きくなると言えます。渡しの場合、大学の頃にアメリカ西海岸をバックパックしていたときの経験は、今アメリカ西海岸で働いてみるをイメージするうえで、とても大きな意味があった旅でした。また友人に会いに、アメリカのアトランタまで会社の社長を退任した直後に行ったこと、これに関してもかけがえのない思い出です。

少し話が長くなりましたが、実は冷静に自分にコントロールできる事に集中して、行動できていたら、なんとなく不安という状態は軽減されます。

不安を書き出す→自分のコントロールできること、できないことに分ける→自分のコントロールできることに関して、優先順位をきめてタスク化する→タスク化したものはカレンダーに登録をして、実行する

このサイクルを回し続けていくと、より不安に押しつぶされることなく、行動できるようになると思います。自分はこの方針を前提としたうえで、さらに以下のような仕組みをつくっています。

それもせっかくなので、ご紹介しておきます。

(1)タスクの内容に関しての言語化は、メモ帳で行う

(2)タスクに関しては、カレンダー登録ベースで期日管理を行う。そのため、カレンダーに登録したタスクに関しては、ここから消す

(3)カレンダー登録した予定は、タスク完了時点でタスクの予定の冒頭のタイトルに対して[DONE]と記載をし、どんなタスクをこなしているか?自分以外に任せられるものはないか?もっとうまくタスクを立てられないか?振り返る

また不安とはなにかしらのこうしたい、こうありたい、こうはありたくないという願望があるから生まれるものです。

明日あさって、どうなっても関係ないし、興味がないという人に不安は生まれないからです。そういう意味で、不安というものは、ここで書いたような行動を書き出し、進めていくための触媒担っているとも言えます。

うまく不安と付き合っていけるようになりたいものですね!


サポート頂いたお金は、Youtube/記事の発信など、日米を横断した情報発信のために使わせていただきます。