[Idea Sketching in TokyoーIAMASの著者4名×清水淳子氏によるワークショップ]イベントレポート
6月16日におこなわれた、「アイデアスケッチーアイデアを<醸成>するためのワークショップ実践ガイド」の著者であるIAMASのメンバーのみなさんと、「Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」の著者である清水淳子さんをゲストに迎えた「アイデアスケッチ」のワークショップイベントへ参加してきました。
↑IAMAS小林さんのtwitterより、拝借させていただきました。
アイデアスケッチの本もグラレコの本も両方拝読していたので、抽選に当選した時は、即行で申し込みました!
イベント当日は、まずはアイデアスケッチの手法とグラフィックレコーディングの手法それぞれの視点から「視覚化すること」へのお話がありました。
IAMAS鈴木さんからは、アイデアスケッチを共有し議論することで、新たなコンセプトが生まれたというお話で、発散したアイデアを単純なくくりでまとめてしまう危険性を示唆していました。逆に言えば、ここでの統合がうまくいけば次のフェーズのアイデア発想が促進できるということですね。
IAMAS赤羽さんからは、アイデアスケッチの応用編のようなお話でした。アイデアスケッチに慣れている(元)IAMASメンバー同士のプロジェクトで、アイデアスケッチがどのような役割を果たしているのか?をお話いただきました。オンラインで遠隔地でも非同期的に協業ができること、アイデアスケッチは時間と空間を超えたコミュニケーション手段なのだと思いました。
会場となったamuさんのtwitterより赤羽さんのスライド写真をシェアします。
清水淳子さんからは、グラフィックレコーディングの概要と活動内容のお話がありました。グラフィックレコーディングは、議論の中で他人の中にあるイメージをその発言や話の流れから視覚化して問いかけるような手法で、個々の意見・思考をバ全体に溶け込ませる(多様性のなかで互いの違いをインスパイアする)ことが目的なのだと、改めて再認識しました。
それぞれの視点からのトークセッションはとても刺激になり、お互いの手法のマッシュアップできそうな予感がしました!
その後のワークは、IAMASのジェームスさんによるファシリテーションでテーブルごとのメンバーでチームを組み「デザインチャレンジ」に挑戦しました。内容についてはIAMAS小林さんのnoteにもまとまっていましたので、そちらをご覧ください。「I」と「We」の話もこのワークショッップでは重要なトピックでした!
自分のふりかえりと気づきをまとめておこうと思い、描いたリフレクションメモ。ここにもワークのおおまかな流れを記していますが、I⇄Weの行き来の中でのアイデアの広がりと深まりを、グラフィックレコーディングとアイデアスケッチ双方の相乗効果でドライブさせることが望めそうだなと感じました!
グラフィックレコーディング×アイデアスケッチの話はまた今度書こうと思います。
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