#56 無能と有能の境界線
「どうすれば有能になれるのか」
そんなことを誰もが一度は考えたことはあるのではないでしょうか。
そもそも無能と有能を何をもって判断するのか、
それぞれの立場や判断する人の状況によって変わるため、
その基準を一概に定義するのは難しいと思います。
先日、HATCHさんにて開催された、
「心と数値の両面からの起業家お役立ち情報セミナー」
に参加させていただきました。
セミナーでは、富山県初の”経営心理士”である五十嶋氏による、
経営心理士とは何か、そして、経営における心理理解の重要性について
ご公演を聞かせていただくことができました。
特に印象的だったのが、
ゼークトの組織論をもとに語られた、
組織において必要な人とその役割についての内容です。
組織の中の人は、
・有能か無能か
・働き者か怠け者か
の大きく2軸の掛け合わせで分類することができ、
それぞれに合った役割と関わり方がある、といった考え方でした、
ここでいう無能とは
個人として成果を上げていようがパフォーマンスのうまさを問わず、
周囲の足を引っ張る行動をする存在だ、ということです。
つまり、有能とは
「周りに良い影響を与えられる人」
であるということなのではないでしょうか。
目先や自分の利益やばかりを追求せず、
自身の行動が周りにどんな影響を与えているのか、
を客観的に考えられる、
そんな「余裕のある人」を目指したいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?