あえて古いカメラを使う理由
こんにちは。SHOTAです。
先日、『Zenza Bronica S2』を購入しました。
初めての中判フィルムカメラで、興奮がまだ収まりません。
なんといってもこのボディですよね。メチャクチャ重いんですが、ロマンの詰まった重みです。笑
さて、現在新たに『Zenza Bronica S2』を仲間に加え、
手元には3台のフィルムカメラがあります。
残る2台は『PENTAX SL』と『OLYMPUS TRIP35』です。
どのカメラも1960年代後半と約60年前に発売されています。
TRIP35を除けばフルマニュアルで撮影しないといけないので、
正直今のカメラと比べると圧倒的に面倒くさいです。
それでもフィルムカメラを使い続ける2つの理由があります。
まず1つ目の理由として、「丁寧に写真を撮る」ということですね。
今あげたカメラ達は、AFもないし、仕上がりも確認できない。
撮る枚数も限られる。そんな不便なカメラですが…、
頭の中で仕上がりをイメージする。
ピントリングを回してピントを合わせる。
現像から戻ってきて一喜一憂する。
面倒くさいですけど、
「1枚1枚を丁寧に仕上げる。」
このことを思い出させてくれます。
デジタルカメラを使う中で、頭からこの感覚が抜けていました。
スナップ写真が多いこともあり、余計にですね。
あと、もう一つの理由は単に「ロマン」です。
1960年代のカメラを使って、今の世界を残すというロマンですね。
ただそれだけですが、自分が思い描く「写真を撮る」ということに
マッチしていると思います。
人それぞれカメラを持つ理由はあると思います。
そのうちの一人はこんな考えで持っているという紹介でした。