見出し画像

メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(5):成功の要因は?

海外で日本文化を紹介する「大変さ」と「楽しさ」を、アレコレ語っていこうと思います。まずは、2019年初回開催のメルボルン生け花フェスティバルについて、数回にわたって分析しつつ、報告していきましょう。
続いて、ウェブサイトに書ききれない、その後の変革、そして、今後の予定まで紹介できればと思います。

来訪者からのコメント

まずは、初回開催後いただいたメッセージをいくつか紹介します。積極的にコメントを依頼したわけではないのですが(実は、そこまで配慮が回らないほどスタッフ全員働きづくめでした)、来訪者や参加者が自主的に送って下さったありがたいメッセージです。

“Thank you for the immense amount of organization on the part of yourself and the committee to make the Ikebana Festival such a successful event. I feel fortunate to have found your school and such a talented and dedicated group of artists to work with. I look forward to the 2020 Festival”

“この度は素晴らしい時間を過ごさせていただきました事、大変感謝しております。また、皆さまにも大変お世話になりました。次回また、皆様にお会いできればこんなに嬉しいことはありません。ありがとうございました。”

“Thanks for the great team effort during the weekend. Well done everyone. “
週末の素晴らしいチームワークに感謝します。みなさん、お疲れ様でした。

“ I’m writing to thank you for organising such a lovely concert last night. I hope you were happy with the outcome. It certainly was a great experience for all who attended.”

昨夜の素晴らしいコンサートの開催に感謝の意を伝えるためにお書きしています。結果にご満足なのではないでしょうか。参加した全ての方々にとって本当に素晴らしい経験でした。

“I am pleased that the Wa Festival was successful. I do know what a huge amount of work goes into such an event.”

和フェスティバルが成功したことを嬉しく思っています。そのようなイベントには膨大な量の準備が必要だったことでしょう。

こうしたコメント、そして、前回紹介した開会の挨拶からお察しいただけるように、運営チームの活躍が成功の大きな要因でした(成功というより、目標達成と言い換えた方が適切でしょうが)。

私がボランティアの運営チームをどのように育成していったのか、何に配慮したのか、その辺りを次回から紹介していこうと思います。

2024年度広報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?