影響を受けたモノ #2
もっと早くに出会いたかった、と思うものの
出会うべくして出会うものもある。
ただ単にそう思いたいってだけなのかもしれないが。
“早くもぼくは、ある一つの景観は、それを見る人の教養と、文化と、職能を通じて、はじめて意義をもちうるにすぎないと、察知した。”
サン=テグジュペリ『人間の土地』
原田マハの『モダン』を読み
アンリ・ルソーを知り、美術館でたまたまルソーの画をみた。工場のある街だったかな、まさしく街に工場がある画だった。今まで見ていたのは、ただ見ていたんだなあって思うほど虜になった。絵が上手いとか下手とか(そんなのないよね)そんなことどうでもいいけれど、とても一方的に幸せな気持ちになった。
なぜ惹かれるか、理由を探すことよりも惹かれた事実。
何かに夢中になって、心を埋めつくされること
人生において何回あるだろうか。
きっと
それらが僕を構成しているだろうし、一部であり全てかもしれないし
それらを求めて生きているような気さえする。
なぜ好きか?って理由を聞かれたら、いちいちそう答えたい。
いちいち面倒だから、行間を読むことを相手に委ねて“なんとなく”と答える。ミステリアスぶってる訳ではない。空気を読むのだ。
さておき
きっかけは突然で一方的で持続的。
不意に梨泰院クラスを徹夜して一気見してしまうようなこともある。
点と点が繋がって線になることもある。
そんなきっかけになれば嬉しい。
おすすめですよ、梨泰院クラス(冗談です、本題はモダン)
そうそう、モダンではニューヨーク近代美術館MoMAが舞台の話ですが所作はMoMAの全世界で約1,000万部発行されるギフトカタログに掲載され、ショップでの取り扱いもあります。
では、また。
nakabayashi
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?