シガニー・ウィーバーを想う『65/シックスティ・ファイブ』
誕生月で飲み会が続いたり、久しぶりに海外旅行へ行ったり、そのために仕事を前倒しでやっつけたり、しばらくnoteも放ったらかしのままバタバタした日々を過ごしていたら、観たい映画も溜まっていました。
で、真っ先に観に行ったのがコレ。
「宇宙船が事故で謎の惑星に不時着しちゃってさあ大変!」というパターンのやつです。
大抵の場合、不時着後は凶暴な異星人との遭遇が待っているものですが、『65/シックスティ・ファイブ』は恐竜です。そこは6500万年前の地球だったという設定。そこはかとなく漂うジュラシック・パーク感。
だけど、異星人だろうが恐竜だろうが、こうなったらなんでも一緒ですね。
見知らぬ惑星で物陰から不意に命を狙ってくるものならば、貞子だろうが、忍者ハットリ君だろうが恐怖でしかありませんし、傾向と対策もほぼほぼ同じはずです。
この手の映画はこれまでに、もう、一生分観てきた気がします。
それでも観たい、否、観なくてはならない!そんな気になってしまうのは、私がかつて『エイリアン』に魅了された世代だからに他ならないでしょう。
もう、大好き。
小さいころは怖くて直視できなかったけど、少し大人になってから観て、私が映画というものを好きになったきっかけになる映画の1本であると思います。
シガニー・ウィーバー最高!
芸術的にグロテスクなエイリアン最高!
人間の胸部をつきやぶって生まれてくるのも、乗組員のひとりが実はアンドロイドだったなんていう展開も、もう、隅から隅までぜんぶ大好き。
なんなら友近がやるコレすら、好き。
以前、M・ナイト・シャマランの新作が公開されるたびに「シックス・センス再び!」を期待して観に行ってしまうというnoteを書きましたが、謎の惑星不時着映画も「エイリアン再び!」という期待を込めてどうしたって観に行かずにはいられないのです。
主演のアドム・ドライバーと少女だけが生存者で、親子のような二人で脱出を試みるあたりは『エイリアン2』を彷彿とさせます。
だけど、結局のところ鑑賞しながらずっと思い続けていたことは「久しぶりに『エイリアン』観てえなー!」でした。
アダム・ドライバーはいいですよね。
決してイケメンではないけれど、背がバーンと高くってセクシーで、抱いてくれるっていうなら、いま、抱かれに行きます。
そんなアダム・ドライバーが出ずっぱり、というのが一番の見どころでしょうか。
みなさんも、よかったら、ぜひ。
でも、どちらかといえば『エイリアン』の方をお勧めしたい。
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