自意識過小のススメ
生きづらさを感じている人に伝えたいシンプルな事実
今、少し驚いています。というのも、
の二つの記事がいつの間にか沢山の人に広まっていたからです。
これはおそらく、ピースオブケイク代表の加藤 貞顕さんがツイートで紹介してくださったり、ピースオブケイクCXO,THE GUILD代表の深津 貴之さんが良い記事メモに含めてくださったり、いろんな皆さんが広めてくださったからだと思います。
うれしかったツイートの一つとして以下のものがあります。
"こういう知見が世の中に出てくるのはステキ。noteは知の小規模経済圏になりつつあるなぁ。 " 高木久之 Hisayuki Takagi (@wildcard_takagi)
「知の小規模経済圏」とは言いえて妙で、note って、投稿者の皆さんの考えなり思いなりが、良い循環をして高めあっている、そんな感じがします。お金でも考えでも良い循環をしている場所には人が集まりますよね。
自分の考えや思いが広がっていくという貴重な経験ができ、皆様に感謝しています。
さて、今回の投稿は、そんな浮足立った私に対する戒めの意味も込めての内容にしてみました。絶望をふわりと浮かせるスイッチに書いた内容にも通じる話です。
生きづらさを感じている人たちに、少し刺激のある、でも気持ちが軽くなる事実を伝えたい。これは、生きづらさを感じていた大学1,2年生の頃の私に向けたものでもあります。
モテようとすると、モテない。
大学に入学して浮かれていた私は、念願の一人暮らしを始め、浮足立っていました。大学生になりたての頃って、思うことは似通っていて、恥ずかしながら、私もモテようと思っていました。
でも、モテようとするとモテないんですよね。なんというか、自分を大きく見せようとすると、実際の自分は小さく見えるものです。等身大の自分を大きくすればよかったんですね。
同時に、なんか生きづらさを感じていました。自分が認められない感じ。自分を大きく見せようとしているときって、自分に自信がないからちょっとしたことで傷ついちゃうんですよね。私もちょっとしたことでプライドが傷ついて生きづらいなぁなんて思っていました。
そんな大学1,2年生の頃の私に向けて、次の事実を伝えたい。
あなたが思うほど世界はあなたにそんなに興味を持っていない
私は結構小さなことでくよくよ悩むんです。ほかの人からどう見られるかなあみたいなことで。そんなとき、妻が結構きついこと言うんですよね。
「あんたが思うほど、みんなあんたのこと興味がないよ。」って。
でも、この言葉を聞くと、ちょっと肩の力が抜ける。そしたら、自分の好きなようにしてみようって、そう思える。良い妻を持ちました。
高校受験、大学受験、司法試験と評価されることを頑張ってきた私は、評価を気にする思考が染みついてしまったようです。でも、日常で他人を評価することってほとんどないですよね。評価し合う社会って想像しただけでなんだか生きづらい。
世界はそんなにそれぞれのことに興味がないんだと思います。そしたら、自分の好きなことをした方がいいじゃないですか。失敗したって、恥ずかしいことをしたって、みんなそんなに興味はないんです。自分にとって最悪な一日は、誰かにとって何でもない日常なんです。
そう思うと、少し世界が生きやすくなりませんか。自分に対する意識は少し低いくらいがちょうどいい。自意識過小のススメです。
結語
いかがでしたでしょうか、自意識過小のススメ。
実は、スキが沢山来たとき、最初に感じたのは「嬉しい!」よりも「怖い!」だったんですよね。なんかみんなに見られているみたいで。でも、みんな私に興味があって来てくださったのではなく、なんか面白そうだぞって感じで見に来てくださったのではないかなぁと思っています。みんなそんなに私に興味がない。そうやって自分を落ち着かせています。
最近、note の世界のどんな価値を提供できるかなぁと考えていて、ひいては自分のミッションが見つけられたらなぁと考えています。
ぼんやりと、交渉の技術について提供したり、世界は思っているよりもう少し生きやすいのではないかと思えるような話を提供できたらいいなと思っています。
感想等がありましたら、遠慮なくコメントください。
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絶望をふわりと浮かせるスイッチ
法律書よりビジネス書が好きな弁護士。弁護士業務や弁護士になるまでに培った経験をなるべく言語化して共有したいと考えております。皆様からサポート・リアクションをいただき本当に感謝しております。励みになります。