読まない人が読む人になった話
学生時代から本をあまり読まなかった私。
教師になってから、生徒に「本を読みなさい!」と言うときは、少し後ろめたい気持ちでいました。
しかーーーーっし!そんな私に読書の女神(そんな女神はいるのか?)が微笑みかけてくれる出来事があったのです。
それは、なんとコロナ禍!
コロナ禍で在宅時間が増えたから本を読むようになった……のではなく、
思わぬところで本を読む時間ができたのです。
それは、
「給食の時間」!
(どこの学校もそうだったのかもしれませんが、)私が勤務していた学校ではコロナをきっかけに給食の時間が長くなりました。といっても、正確に言うと、準備のための時間と片付け・歯磨きの時間が長くなりました。
当時はコロナの正体がはっきりとしていない時期だったため、みんな過敏になっていました。特に食事は感染拡大の可能性が高まるため、「黙食」という言葉までできたほどです。
私の勤務していた学校では、
準備の時間 +10分
食事の時間 ±0分
片付け +10分
歯磨き +10分
といった感じで時間を増やしました。人が分散するようにという作戦です。
生徒は黙って準備も片付けもするし、歯磨き中もそれぞれが分散するように流しに行くので、これといって指導が必要な場面はありませんでした。また、みんな静かに食事をとるので、平和そのものでした。(友達との楽しい会話がなくなってしまったのは残念でしたが…。)
ということで、私としては大した指導等も必要もなく、30分ほどの余分な時間が生まれました。もちろん、教室から出るわけにはいかないので、時間を有効に活用しつつ、教室内でできることを考え、読書をするに至ったのです!
毎日(ある意味)強制的に読書の時間が生まれ、いっきに読書好きになりました。コロナ禍が落ち着いた今でも、年間30冊ほどは読んでいます。
どんな本を読んでるのか気になりますよね?
次回は読んだ本について書こうかなぁ~。
(次回のnoteの記事を考えてから記事を書き終えるってのが習慣化させる肝だと考えている私です。)
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