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ポートランド拠点到着!から暮らしの基礎作り

どうも!
ポートランド、ユニオンスクエア駅に到着し今回の滞在先となる拠点に到着して5日が経過しました。

こちらユニオンスクエア駅、子どもたちが限界でこの一枚しか撮れず。笑
2階には寝室がふた部屋ついています。

この数日は暮らしのリズムと基盤を整える期間でした。
・買い出し
・暮らしの基礎知識を得る
・生活エリアの散策

そんな数日間で感じたこと
・単位や記号の意味について
・食事や生活設備、景観の違いを通じて生活の優先順位を多少理解できる。

ルールや文化の違う際に最初に重要になってくるのは共通言語と記号

まず、最初に生活の本当に基礎の基礎。
買い出しだと思って近くのお店に繰り出したわけですが、全く表記がわからない。

これ皆さんわかります?

近くのスーパーでりんごは $2.99 / LB

あと、写真はないけど$〇〇/EA
(これ、多分アメリカに住んでたことある人なら一発でわかるんですよね。笑)

ただ、僕らは圧倒的情報弱者。
ea? ld?この表記なに?という状況な訳です。

調べてみると
LB:ポンドの略(ちなみに1LB=約0.453kgくらい)
EA:Each
単位ですら自分たちの常識なのだなと再確認。
同時にその時はこれはなんで統一されないのだろうということを思いましたね。ええ。

まぁとはいえ、個人的には日本で今ある単位を変えますね。と言われても普段なれている単位をすんなりと捨てて違う単位で計算するって言語と同じくらい難しいなと思うので、これもまた文化なのかなと思いました。
日本でも、畳(日本人なのにイマイチわからない)とか、升とかありますもんね。

ただ、アメリカではヤードポンド法とメートル法というのが混在しているらしく、その状況が重大事故を引き起こしたりしているらしいのです。
そして、国際基準のPJ等になるとやはりメートル法にあわせるようなのです。

同時にそんな単位に翻弄されつつも、洗濯表示記号が一緒だということには妻さんが気付きまして、洗濯表記は普段見ないけど見るようにしてみたら日本ともさほど変わらなくて理解が進むのが早い、早い。
ある一定の共通言語って一緒に何かをしたりPJを実施するのには効率的ですよね。やっぱり、そういうことのためにプロジェクトマネジメントではPIMBOKとか開発されているのだもんね。

ただ、一方でその国の単位ってその国が何を基準に物事を見ているのかを知るいい機会になるんだなということも感じました。
ヤードポンド法は基本的に人間の大人の親指(インチ)とか足の大きさ(フット)とか。
なんか測るものがなくても測れるよねということでもあるようです。
結果、すごくめんどくさがり屋の編み出した効率的な方法だよね。体一つあれば色々測れるだろうって。めっちゃくちゃある程度で生きている。笑

食事や生活設備、景観の違いを通じて生活の優先順位を少し理解

ポートランドは全米で一番住みたい町に選ばれたこともある町です。
その称号のみならず、ほかにも「全米で最も環境にやさしい都市」、「全米で最も美味しいレストランが集まる都市」、「ベストデザイン都市」のランキングで、上位を占めている町となります。

トム・マッコール・ウォーターフロント・パーク

生活をしてみると感じてることがあるので色々書いてみます。

まずは家について。
家の中はハイテク家電でいっぱいです。
一方であまり家で食事を「作る」ことへの重きが置かれていない環境であることはAirbnbの備え付けの調理器具やキッチンガジェットから考えてもそんな気がする。
作るというよりも、買ってきたものや温めること、あとは焼くことに調理器具が基本的に特化している感じ。そしてとても片付けやすい。
食事周りの家事コストを削減できて他のことに時間を回せます。配置とかとても学べることも多く、ゴミ箱の場所や人の動線を考えられていたり、必要なところは自分たちでDIYしている雰囲気もあり、とても毎日やることへの優先順位の違いを感じるのです。

感覚的には、「食べる」という行為よりも「片付ける」行為に重きが置かれているような感じ。
Airbnbだからってのもあると思うけど、借りているAirbnbは長期用かつ、ホストの方もいい人で相当いい物件、かなり日常使いにカスタマイズしてくれている感があるのでどっちなんだろう。

一方で町を歩くととても景観が素敵です。
そして遊び心があります。アート的な表現機会。

家の近くのお家
家の近くのお家part2

特に、僕のお気に入りのスポットは以下のTiny Free Library。
この地域だけなのかな?
家の横にもあり素敵だな〜と思ったら町を歩いていると色々なところにあって本当に素敵。これ、小学生の通学路とかに設置してなんか小学生たちと地域の交流促進につながらないかなとか。そんなideaにつながりそうでわくわく。


家の横にあるTiny Free Library。地域に何箇所かあり町全体が図書館みたいで本当に素敵。

住みたい町に選ばれる理由にも納得がいくというか、歩いていて楽しく、住めば住むほど自分でカスタマイズできる幅が広いような気がします。
あまり僕はよくわかってないけどネイバーフットアソシエーション(いわゆる自治会?)というのが地域にはあるらしく、その実態についてももっと理解を深めていきたい。

僕らは1ヶ月しかいないので消費中心の生活になってしまうのですが、自分たちで作り出す側になった時にはとても過ごしやすそうな風土だなと感じています。なんでなんだろう。言語化したい。
でも、この人口規模(65万人)の都市で自分たちである程度暮らしが作り出していける感覚があるって素敵だなと思うし、ローカル思考が強い都市って本当に大事だなと思いました。
東北で例えるならば、仙台とかでおんなじことができれば本当に面白いと思う。駅周辺を充実させるというか、もっと生活範囲が充実する感じで都市がローカルを取り込んで文化的に厚みが出てくると周辺地域の地域のあり方が変わってくるなとしみじみ感じました。

ちょっと、気づきが渋滞しすぎていて、この回に書ききれないのだけど。笑
とりあえずメモ程度に残しておくと
・近所のスーパーをもっと深掘りしたい
子どもに無料の果物がおいてあったり、コミュニティ掲示板が充実してたり、すごく面白い
・税金がないポートランドとチップについて
・あとそれぞれの家の庭が面白い。その紹介もしたい。
・近くの公園素晴らしすぎる件について
・あと「持続可能な」とかが取り上げられるけど、、、そこについて思うことの感覚
などなど

ちょっと何回か分けてnoteの記事にしていこうと思います。


そして、僕ら家族が滞在しているのはオレゴン州ポートランドのみなのでこのエリアの独特のものなのかアメリカ的なものなのかはまだまだわかりませんし、まだまだ交流している人も少なく、深く理解できていないことが多いなと思いつつ週末には人に会える予定なのでそこで色々とポートランドのことについて理解を深めていきたいと思います。

それでは!

今日、家の中から見えたリスさん

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