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なぜだか「おしり」を見てしまう

みなさんは何か「フェチ」はありますか?
今の私の場合は、「おしり」かもしれません。

フェチというほどではありませんが、
通りすがりにいいお尻があると、見ずにいられません。

そう言う時はだいたい3度見します。
一度目は、なんとも無しに目で追い、
二度目は、あ!今のいいお尻じゃなかったか?と思って確認のために見て、
三度目は、ちゃんと目に焼きつけておこう、と思ってもう一度見るのです。

そして、興奮しながらも、自分は何をやっているんだ!三度見するなんて恥ずかしいことするな!と、ちょっと情けなくなります…


私がお尻好きになったのは割と最近のこと。
たぶん仙台の予備校で浪人していた時からです。

私は、いつも私の後ろの席に座っている男の子が気になっていました。温厚そうで、二枚目な感じではなく、そこもまた良かったのですが、男友達が多くて、その友達たちから愛されているような人でした。

私は教卓のすぐ前の席にいつも座っていたので、席に座っていると、先生に質問に来る人のお尻から足にかけてのところが、ちょうど私の目の前にきます。

彼が先生に質問を質問するときにも、彼のお尻から太ももにかけての部分がよく見えました。

彼は陸上部の出身で、何となくいい脚をしていそうだ、ということは前から分かっていました。
というのも、私は前から、男性の体の細かい部分や仕草を無意識に観察してしまう癖があったからです。こうやって書いてみると、変態じみていますね。

そして、その確認というのもあって、彼のお尻が目の前に来たときにしっかり見なきゃ!と思ってしまったのです。

……案の定、それはいいお尻でした。
特に彼はいつもスキニーパンツを履いていたので、とくに形がはっきり見えます。
筋肉質でハリがあって、しっかりとしており、かと言って、マッチョというほどパンパンではない、ちょうどいいおしりと太ももでした。

それ以来、彼のお尻ばかり見てしまいます。
機会があるごとに彼のお尻を見ていました。

もちろん彼のお尻だけが好きなわけではなく、他のいろいろな事を含めて好きだったのですが、

誰かの体の一部分にこんなにも惹かれたことは初めてだったのです。

特に触りたいとか、どうこうしたい、ということではなく、ただ見ていたかったのです。

予備校を出ても彼とのつながりが欲しくて、何かしようと思いながらも、何も出来ず、彼とは何もないままに終わりました。

でも、あれ以来、お尻を見てしまいます。
彼ほどのお尻は見つけていません。



よく考えてみると、「お尻好き」には、理由があると思いました、
私自身が、お尻にボリュームがあるのです。

私は地味で、色気は別にないと思うのですが、
異性の、私のお尻への目線を時々感じました。

割と華奢な上半身に対して、バランスの悪いお尻と太ももなのですが、
何となく私は自分のお尻が好きでした。

スタイルは良くないけれど、自分のお尻に魅力を感じているのです。

自分のアピールポイントだからこそ、他人のお尻にも目が行く、ということなのかもしれない。


こう考えていると、「自分の好きなもの」を突き詰めていくと、自分自身の好きなところとか、魅力とかにたどり着くのかもしれないし、

あるいは逆に、自分のコンプレックスにつながったりもしそうですね。

自分の好きなものに対して、「なぜそれが好きなのか?」と考えてみるのは、面白いことかもしれません

変な話を長々とすみません…
これを読んで気分が悪くなったら、そっと見なかったことにしてページを閉じ…
面白いと思ったら、スキしてください。


それではまた!

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