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映画感想『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

ネタバレありです。

過去のトランスフォーマー作品は、観たけれどほとんど覚えていない奴がレビューしてることをご了承下さい。


面白かったですね。歳を取って節々が痛くなっても、車がロボットに変形していく様は単純に興奮します。子供に戻してくれます。

昔の記憶よりも、当然ぬるぬると変形が進んでいき、変形パターンも多様で、飽きずに何百回でも見れるクオリティに仕上がっていたと思います。

見方を変えれば、あまりに色々な車種や形に変形してしまうので、変形というよりむしろ変化になってしまっていて、本来のトランスフォーマーの興奮から道を逸れているような気もしますけど.......。

サブタイトルにもあるように、今回はビーストたちが中心にいるようですね。詳しくは分かりませんが、彼らはビーストウォーズという動物系トランスフォーマーとして世間に受け入れられていて、今回は満を持しての実写映画に登場らしいですね。

鳥、ゴリラ、サイ、チーター。ビジュアルはどのビーストも申し分なく、中でも鳥のビーストはカッコよかったですね。鉄の塊が優雅に空を飛んでいるのが、なかなか不思議な見応えでした。
まぁ、死にましたけど。

そうです、これは1番思ったのですが、鳥の死を筆頭に、ビーストの存在感がかなり薄かったことないですか?

別にいいんです、ロボットの方のトランスフォーマーは当然好きですし、mirageと主人公との友情も熱かったですし、満足して見れましたから。

ならトランスフォーマー/友情覚醒とかなんとかでいいじゃないですか。

ビーストの覚醒と言っておきながら、ビーストはゴリラ以外終始存在感が薄く、鳥は操られて死亡、ラストバトルはロボットたちの方のトランスフォーマーの独壇場とあれば、流石にタイトル詐欺です。ビーストウォーズのキャラクターを出したことをアピールするためだけに作られたタイトルのようで、これは金の匂い。
覚醒もriseもしていないように感じます。皆さんはどうでしょう。

最後に、この映画で、トランスフォーマーで好きな部分を改めて思い出しました。
それはグロ描写です。このマイケルベイという監督は、ロボットだから何をやっても大丈夫だとか思っていませんか?そこが好きです。

吐血もオイルだからなんとかなる、体の部位が飛び散ってもロボットだから大丈夫、脊髄を引っこ抜いてもロボットだからセーフ....

このはっちゃけ感が好きで、これからもどんどんグロテスクに人体破壊をロボットで表現してほしいですね。それがある限りまた見ます。ビーストの内臓を抉っても、ロボットだから大丈夫でしょう....(?)

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