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口の痛み


疲労やストレスが溜まると、唇に口内炎や口唇ヘルペスが出来やすい体質にある僕ですが、今回は人生の中でも1番か2番を争う酷さになったので、唇に文句を言おうと思います。

まずはヘルペスが唇にできてしまいました。上唇に痛みを感じ、1日後くらいに気泡のようなものがそこに発生し、ピンク色を帯び、膿んで黄色のようなものも周囲に生まれ、中途半端な痛みがことあるごとに襲ってきます。ちょっと触ると血や膿が出てきて、発狂したい気分になります。
しかもこいつの厄介なことは、油断すると増えることです。容易に潰したり、不健康な生活を依然として続けると、溜池に広がる藻の如く唇がヘルペスで覆われていきます。先ほど言った、1番か2番に苦しんだ唇の痛みというのは、このヘルペスがあらゆる唇に発生して1ヶ月以上治らなかった時です。

もちろん、あれから学びを得て、今回は3個のヘルペスに留めることに成功しました。やりました。

が、これだけで終わるのなら、noteに書くことはなかったでしょう。

なんとヘルペスがいよいよ治るという時に、下唇に巨大な口内炎が発生したのです。口内炎は皆さん知っていますよね。白や灰色の窪みで、酸っぱいものは沁みるわ、当たると痛いわで、食事の楽しさを半減させる悪魔の炎症です。

今回はその大きさが問題です。下唇が滋賀県だとしたら、琵琶湖くらいの大きさなのです。そんなもん、どんなに気をつけて食事を取ろうにも、当たらないなんてことはありえません。当たらないように朝ごはんを食べていたら、きっとそれが昼ごはんになるでしょう。

まだ続きます。これで終わるならまだよかったのです!!これまでに何百個もの口内炎を打ち負かしてきた僕なら、乗り越えられぬ試練ではありません。

なんと、下唇の口内炎が治りかけた時、今度は左奥歯付近の頬に口内炎ができたのです。
信じられない痛さでした。この口内炎は大きいというよりも、深い。ドリルで穴でも掘ったのかと思う程に、舌で触ると深々と舌先がめり込みました。
さらに、場所が最悪の極みです。詳しい名前は知りませんけど、口を開ける時に使う重要な筋肉に、ちょうど口内炎ができたのです。つまり、関節にできものが出来てしまったということです。想像して下さい、肘の裏や膝の裏にニキビができたら、手を動かすだけで、立ったり座ったりするだけで、痛いじゃないですか。あれと同じです。

ご飯を食べようと口を開けると、激痛が走ります。ご飯を噛もうとすると、激痛が走ります。朝起きてあくびをしようとすると激痛が走ります。喋ろうとすると激痛が走ります。あぁ!

さらにさらには、口内炎のせいで周りの皮膚が腫れて、ご飯を食べるときに頬の肉を噛んでしまうようになりました。これも非常に痛い。口内炎の痛みだけなら耐えられるものの、頬を噛んでしまうとなると、痛みのレベルが全く違います。

思わず箸を置いてしまい、食欲がなくなり、ゼリーしか食べたくない気持ちになってくるのです。

20分で食べられるものを40分かけて食べたりしながら、なんとか栄養を補充し、今はまぁ食事くらいなら我慢できる痛みにまで落ち着きました。一気に治る薬などはありませんから、痛みを堪えながら、栄養と睡眠を補充し続けていくしかないのです。

やっぱり、足首が痛い時に無理に歩くと、足首を庇った分の負担が膝に来るように、上唇を守ると下唇に、下唇を守ると奥場の横に、負担は移動していくのです。体って繋がっているんですね。

人生に疲労やストレスがあるのは当然のことです。ですが、疲労やストレスが溜まった時こそ、やけ食いや体に悪いストレス発散方法ではなく、健康的な生活を心がけるのがいいかもしれません。
今はまだ口の異常だけで済んでいますが、いつか、些細なストレスが原因で、それを放っておいたあまり、大きな病にかかってしまうかもしれませんしね。

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