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平野担、『King & Prince LIVETOUR 2023~ピース~』に参戦する


初めに書いておくが、これは平野紫耀のオタクが書いたキンプリライブの感想文だ。
嫌な人、気分を害してしまう人、批判や誹謗中傷したくなる人は絶対に見ないで!すぐに戻って!


3!

2!

1!



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改めて、ここからは感想を書いていく。


再確認だが、これは平野の1オタクが書いた感想文だ。誹謗中傷は心の底からお断り。なんで平野担がライブ行ってんのとか言わないでおくれ。平野担でもれんかいが好きで、ティアラを続けてるオタクはいる。ここに!!!!!



ここからは自己責任でお願いしたい。



私が行ったのは、10月21日の昼公演。Kアリーナ横浜での開催だった。(以下、ネタバレも含みます。)


そもそもなぜ参戦しようと思ったのか、理由は簡単。そして単純。

れんかいが作るライブが見たかったからだよ!!!!!




ステージに現れた2人がファンに向かって最初に伝えてくれた言葉は、


『「愛してる」って言っても良いですか 』

『 飾らない My Love Song 』

My Love Song/King & Prince


これは泣いてもいいですか。


今回、グループの体制が変わってから一発目のライブであることにプラスして、事務所問題の件もあり。なかなか酷な状況だ。
みんなが様々な不安を抱えている中で幕を開け、すぐこの言葉を届けてくれたれんかい……感動でしかない。
キラキラ輝きながらも爽やかに歌う2人の姿は眩しく、かっこよかった。そして約1年振りにその姿を拝めたので『キンプリ辞めないでくれてありがと〜〜アイドルでいてくれてありがと〜〜』と心の中で呟いてたら、いつの間にか My Love Song は終わってた。体感2秒。


その後は " なにもの " のカップリングでお馴染みの曲を披露して会場のボルテージも爆上がり。このテンションのまま最新アルバムの曲いっちゃう??!!と思ったら、早々にやってきた。5人時代曲披露タイム。しかも " koi-wazurai " " 恋降る月夜に君想ふ " と、平野紫耀を想わずにいられない選曲が続く!!!!!!!!


正直、やっぱり辛かったよね。
5人時代の曲は耳にも目にもかなり馴染んでいるので、2人で歌っていても他の3人の姿が自分の脳内に現れてしまって、どーにもこーにもできねぇよ……と思いながら見ていたのが本音。
ただ、れんかいは丁寧に3人のパートを担ってくれている印象を受けた。その証拠に、 " 恋降る〜 " で廉が唇をなぞりながら " 重なる唇が 2人を導く " って歌うのを目撃した時は泣けてしまったし(わかる人にはわかるやつ)、
" 愛を伝えましょう " や " シンデレラガール " などの、曲中において重要な紫耀くんパートはどちらかが担うのではなく " 2人で歌う " という選択が取られていて。『ありがと〜〜れんかいほんとにありがと〜〜』と思いながら視界がぼやけて仕方なかった。
5人で歌ってきたものを2人の形に変えるのは大変な作業だろうしプレッシャーも大きかったと思うが、そんなこと微塵も感じさせず2人のものとして曲を進化させていたれんかい、かっこよかったなぁ。



そこからはアルバム曲も5人時代の曲も心置きなく楽しめていたが、MC前に今回のライブ1番の天敵(言い方)がやってきた。

そう。 " 愛は味方さ " の披露だ。

これは、Mr.KINGとして紫耀くん廉海人がJr.時代に歌っていた曲。人気のある楽曲で、個人的にもテレビでも現場でも繰り返し聴いためっちゃめっちゃめっちゃ思い出深い曲。映像が無くても脳内再生できるくらい、あの頃の紫耀くんのパフォーマンスが焼き付いている。

実は公演前にセトリのネタバレを踏んでしまい、2人でこの曲を歌うことを知ってしまった瞬間、ライブに行くのを止めようかと思った。それほど、紫耀くんのいない " 愛は味方さ " を聴ける自信がなかった。
もちろん、この曲をセトリに入れたれんかいを責めているわけではない。2人が曲を選んだということは何らかの思いがあってのことだというのはわかっているし、そもそもセトリにオタクが文句を言うこと(思うこと)自体好きではない。れんかいから提示されたものを受け入れられないなら、行く資格が無いと思ったのだ。

とはいえ、この一曲を聴かないためにライブに行かないという選択を取ることは、できなかった。チケットが当たっているし、れんかいに会いたかった。

どうしても無理なら、この曲の間だけは椅子に座って耳を塞がせてもらおうと思った。れんかいには申し訳ないが、この曲の間だけは、周囲に合わせるより自分の心を守ることを優先すると決めた。


イントロが流れた瞬間、一瞬心臓がヒンヤリした。れんかいを見つめているとやっぱり当時の紫耀くんがぶわっと出てきてしまい、『これは見てられないかも』と思った。2人が担っていた紫耀くんのパートは私には紫耀くんの歌声で聴こえてしまっていて、でもどんなに探してもそこに彼の姿は無かった。
もう彼の居場所はここでは無い、彼はKing & Princeじゃないのだということを改めて実感した。ごめんけど悔しくて、涙が出た。どこにぶつけたらいいのかわからない感情と久しぶりに再会してしまい、未だに浄化されないそれに呆れてしまう。

椅子に座って耳を塞がずに済んだのは、れんかいがしっかりと大人になっていたからだと思う。

当時よりも少し余裕がある雰囲気で歌いながら、2人は楽しそうに笑いあっていた。
この曲を歌っていた時は3人ともまだ10代で、ピリッとしていた時期だった。若さゆえの直向きに歌っていた感じが強く、そこがまた好きだったポイントなのだけれども。
今のれんかいが歌うと雰囲気が柔らかく、温かさに包まれていた。そして実はすごく深い歌詞も2人が歌うととても説得力があり、心に響いた。
れんかい大人になったんだなぁと思ったら、別の涙も溢れそうになった。



僕だけはぜったい君の味方さ

ぜったいひとりじゃないさ

傷ついたって 強くなれる


愛は味方さ/Mr.KING


今の紫耀くんが歌う " 愛は味方さ " も、聴いてみたかったな。




今回のライブについて、海ちゃんが話してくれたこと。


今回は今までのKing & Princeの歴史や楽曲を大事にしながら、2人での新しい見せ方にもこだわっています。

堂々と地に足がついた感じのライブにして、みんなに安心して楽しんでもらえればなという気持ちが強くあります。

モデルプレス・ライブ直前インタビューより


この海ちゃんの言葉通り、今までのキンプリも大事にしながらここからのKing & Princeとして2人が魅せたいものもきちんと伝わるライブだった。


そして個人的に感じたこと。(ここからは盛大な考察)

今回のテーマは " 今のKing & Princeの全て " だと言うが、もう一つの大きなテーマが " 愛 " だったのではないか。



ライブは " My Love Song " から始まり、本編は " シンデレラガール " で終わる。


やがて シンデレラガール

魔法が 溶ける日が来たって

いつになっても 幾つになっても

ボクは キミを守り続ける

〜〜  I wanna always be your King & Prince

シンデレラガール/King & Prince



そして " なにもの " でアンコールが始まる。


何者でもなくたって夢を描こう

真っ白なキャンバスに足してゆけば

ごちゃごちゃだった絵もいつの日か

きっと壮大なストーリーに変わってゆく

この歌よ 風に乗れ

なにもの/King & Prince


アンコール最後は、キンプリがデビューライブからファンに向けて歌い続けてくれている1曲、 " ゴールデンアワー " で締められた。


僕達はたくさんの偶然と

背中合わせで生きてきた道の上

小さな点と点は 今 繋がり円になる

誰よりも大切な存在が

目の前にいるこの瞬間を祝おう

今 無性に言いたくなって

言葉にした『ありがとう』

全てが僕たちの宝物…

ゴールデンアワー/King & Prince


すごくない?????


2人が何も言わなくたって、こんな楽曲を怒涛に歌われたら伝わるよ、むしろ伝わりすぎてるよ。ちょっと愛が過ぎてるよ。


さらにこの日の海ちゃんの言葉。


みんながずっと僕らの味方でいてくれたんだなと安心に変わって、そこからは気持ちよくライブができました。

俺と廉はずっとみんなの味方だから、これからも支え合いましょう。
そう思わせてくれて、本当にありがとう。

10/21 昼 Kアリーナ横浜 髙橋海人挨拶より抜粋 


廉の言葉。


いつか何かが始まったら終わりを迎えるわけで。

その中の僕とみなさんの当たり前を噛み締めて大切にできるようなグループでいたいなと思います。

10/21 昼 Kアリーナ横浜 永瀬廉挨拶より抜粋



すごくない?????(2回目)


5人時代のキンプリは " 勝負したいものを前面において魅せるライブ " を創ってる印象で。ファンから見て『今のキンプリが何を思ってどういうことに挑んでいるのかその結果がどう繋がっているのか』がわかりやすく、ワクワクした。


でも今回のライブは印象が真逆で。
ファンが一方的にキンプリを見ているだけじゃなく、2人が一生懸命目線を合わせてくれているような。ワクワク感ももちろんあるけど、それ以上に穏やかでじんわり心に温かいものが広がるような、優しいライブだった。
それはきっと、2人が伝えてくれた大きな愛情が満たしてくれたものなのだと思う。


あとこれは平野担としてだけど。

特に廉は、3人が脱けてから3人のファンのことにまで言及し、たくさんの気遣いをくれた。
それには本当に励まされてきたので、感謝しかない。
今回のライブを見て、一部苦しい気持ちになった面もあったのは事実。でも2人が真っ直ぐ歩き出して新しいキンプリを作っているのが伝わったし、2人になっても変わらないれんかいに安心してきちんと現実を受け入れることができた。自分の中の何かが吹っ切れた気がしたし、こんなに心が晴れたのはあの日以来初めてかもしれない。

過去に紫耀くんが『誇らしい』と語ったメンバー。
そんな2人が創るKing & Princeはピースフルで、最高以外のなにものでもない。
私はれんかいのファンとして、そしてティアラとして。こらからもKing & Princeから離れず応援していきたいと思った。


ありがとうれんかい。会いに行ってよかったよ。




最後に、10/22 公演の廉の挨拶を。


俺には海人がおるし、海人には僕がいるし、そして僕たちには皆さんがいるので、これ以上に心強いことはないなというふうに思ってます。

これからも安心して僕たち2人とKing & Princeの歴史を一緒に創り上げていきましょう。

10/22 Kアリーナ横浜 永瀬廉挨拶



アイドル史に残る伝説的挨拶なので記憶してくださいね(圧)


↑濃密なインタビューなので是非。


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