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毎日コツコツ料理暮らし その31 『万能調味料「めんつゆ」を活用しよう』

冷蔵庫でよく余っているもので「めんつゆ」はありませんか?

めんつゆ=素麺や蕎麦を食べるためにというイメージがあるかと思います。


めんつゆ解体新書

めんつゆがどのような味かを考えてみましょう。


めんつゆに入っています原材料の主なものを味の5大要素に分類して味を考えてみます。味の5大要素については、『毎日コツコツ料理暮らし その21 「5つの味の組み立て方編」』をご覧ください^^

●めんつゆを味の5大要素にわけると、

甘味 は 水飴、ぶどう糖果糖液糖、醤油

塩味は 醤油、食塩

酸味は 醸造酢、醤油

うまみは かつおぶし、こんぶ、煮干し、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール、醤油

苦味は 醤油、アルコール

などになります。苦味はほんのりですがバランスよく含まれています。

味としては、うまみが含まれており甘くてしょっぱい感じですね。


めんつゆの活用方法

味のバランスが整っているめんつゆは、これを踏まえると、

煮物や、炒め物、ポン酢のベース(お酢をつよくするとポン酢なテイストに!)、和食の料理に万能に使えます。肉じゃがも、煮浸し類も、天ぷらのつゆも、魚の煮付けも、甘辛炒めや、親子丼や牛丼などの丼系など、いろんな和食に使い勝手が満載です😊

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醤油+みりん+出汁 がすでに混ざっているもの=めんつゆ

だと考えたら使い道は広がりますよね😊

苦味が少ない分、苦味の多い野菜との相性も良いはずです。

ししとうとじゃこの炒め煮みたいなものには、ししとうとじゃこの苦味とマッチングしてオススメです。

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味の組み立て方の時に、調味料のみで考えずに、素材本来の味も含んで考えると、いつも同じ味になっちゃう(調味料=味となっている人)ことから卒業できるかと思います。

なんでもですが、味付けしなくても美味しい食材もたくさんありますし、料理=味付けが必要っていう固定概念があるとすれば、素材の味を楽しんでみようっていう気持ちで、野菜の炒め物も途中で味見してみてください。人参は熱を加えると、甘くなりますし、玉ねぎも生の時は辛いのに熱を加えることで甘くなります。

料理は理科の実験みたいな要素もあるので、失敗してもよいので、いろいろと試してみると面白いですよ^^

素材と向き合うと、どうやってこの食材を美味しく引き立てようかな?っていう気持ちにもなってきます。

よく料理のドラマなどで、「こういう味が欲しんだけどなあ」みたいなのは、味の5大要素を元に考えていることが大半だと思います。

めんつゆから話はそれましたが、めんつゆは和食の味方ですので、甘しょっぱい料理なら、ぜひとも家で残っていたら使ってみてくださいね!2倍濃縮やストレートタイプなどありますので、その辺は注意して使ってください。





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