「京都御所」壮大で雅な世界に驚き
10日の日曜日、京都御苑を散歩していたら京都御所を一般公開していたので、立ち寄ってみたところ、
なんと、無料!
にもかかわらず人が少ない!😲
どうやら事前申し込み不要の通年公開になったみたい(宮内庁HPより)。
(だけど、ネットには2022年春期一般公開は4月6日から4月10日との記載も。。。???)
普段は見られない御常御殿の障壁画を公開してるって。
では、写真を抜粋しましたので、非日常の宮廷文化の世界をご覧ください。
建礼門
建礼門は、南にある正門で重要な儀式の際に開かれるという。
京都御苑を散策していると、よく見てた重厚なこの門。
近づきすぎて警報機が鳴り驚いた思い出が。。。
門も重厚で大きいけど、さらに巨木に覆われているので神秘的。
〇十年前から中を覗きたくて仕方なかった夢がサプライズで突然叶うような気持ち🤭
諸大夫の間
まず最初に見たのは、参内した者の控えの間。
格の高い順に「虎の間」「鶴の間」「桜の間」と襖の絵に因んで呼ばれ、畳の縁の色も違う。
虎の間・鶴の間を使用する者は、御車寄から入ることができるが、桜の間を使用する者は、沓脱石から入るという。
身分によって随分違うのですね。
これはセキュリティーの観点と理解した方がいいでしょうね。
新御車寄と牛車
新御車寄は、大正4年(1915年)、大正天皇の即位礼が紫宸殿で行われる際に玄関として新設されたという。伝統に従い南向きに建てられている。
牛車は、平安時代以降、高位の人々が用いた乗り物。
一度は牛車に乗って新御車寄につけてみたい~😆
承明門
建礼門から入ると目の前に朱色の承明門が構えている。
その先に、広い南庭を隔てて紫宸殿が見える。
紫宸殿に行くには、内郭であるこの承明門、月華門、日華門、を通る必要がある。
建礼門に承明門とセキュリティーは万全!
しかも南庭はとてつもなく広い!
許可が無いと絶対に入ることはできないこと間違いなし。
紫宸殿
紫宸殿は、京都御所において最も格式の高い正殿であり、即位礼など重要な儀式が行われた場所。
慶応4年・明治元年(1868年)、「五箇条の御誓文」発布の舞台となった。
回廊に囲まれた南庭は、儀式の場として重要な役割を持っており、「左近の桜」「右近の橘」が配されている。
紫宸殿の中には、天皇の御座「高御座」と皇后の御座「御帳台」が隙間からちょっと見える。
令和天皇即位礼の際に、高御座と御帳台を東京の皇居へ運んだニュースは記憶に新しいので、実物を見ることができて感激!
清涼殿
平安時代中期(10世紀頃)から、天皇の日常のお住まいとした御殿で重要な儀式も行われたが、天正18年(1590年)に御常御殿に移られた。
現在は儀式専用の御殿として使用しているとのこと。
日常のお住まいと儀式用と兼用するのは流石にわたしでも嫌になるかも😫
御常御殿
天皇の生活空間を独立させるために建てられた。
部屋は15室、天皇お好みの御内庭に面する東側4室は、御居間、御食事、御身支度などの生活空間であるとともに、内々のご対面や和歌や管弦の会に使用された。
この障壁画は普段では見られない特別公開だそう。
それもそう、プライベートの家の中なんて通常は見せたくない筈ですものね。
しかしなんとも煌びやかなお部屋だこと。
なんだか落ち着かないと思うのは庶民だから。。。😫
御内庭
天皇がお好みの御常御殿東側のお庭。
素晴らしいお庭、
だけどお手入れが大変~、と考えてしまう癖は治りそうも無さそう😫
御池庭
御常御殿南側には、御内庭より広い御池庭が見える。
わたしには御内庭よりこちらの方が好みですけど~。
蹴鞠の庭
御池庭の前、御学問所と小御所の間に蹴鞠の庭がある。
蹴鞠とは、勝敗を争うわけでは無く、いかに蹴りやすい鞠を相手に渡すかという精神のもとで行われるもの。
なんと雅なお遊びだこと。。。
御台所跡
美しい松が整然と並ぶ美しい景観。
左手の建屋が御常御殿、中央が御三間、右手が御学問所。
この見事さには開いた口が塞がりません😫
おまけ
非日常の時間を過ごした後は、室町時代後期から京都御所御用達だった近くの虎屋菓寮(とらやカフェ)で一休みしようとしたところ、営業時間終了だって🤣
最後は残念!
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