ミツバチとのお付き合いがすごい!スロベニアを知ってわかったこと(2/2)。
昨日に続き、ミツバチとスロベニアについてお伝えします。
昨日の記事はこちら。
スロベニアはミツバチの楽園!
スロベニアでは、いつもと違う休暇を楽しみたいと思っているなら、スロベニア人がおススメするとっておきのところが。
それはビーランド!
蜂の巣の形をした家の中には、ミツバチの巣箱が組み込まれており、ミツバチの働きを見たり、リラックス効果のある羽音の中で過ごすことができるとてもユニークな宿泊施設です。
外にはプールもあり、またプライベートのサウナやジャグジーも完備されているので、一年中楽しむことができるとのこと。
楽しそー、機会を見つけて行って見たい!
アピセラピーにもなるのかな?
ビーランドはこんなかんじ ⇓
色とりどりのビーハイブハウス
スロベニアの田舎や牧草地を訪れると、道路沿いから様々な形の養蜂箱に出会うことができます。
スロベニアの養蜂箱(ビーハイブ)はよくあるものと異なって、養蜂箱の表側のパネルは色々なペイントがされていてとてもカラフルになっています。
写真で見るこれです ⇓
これってアートみたいだけど、なーに?
って思ったのは私だけではないと思います。
この理由は、
ミツバチが自分の巣箱に迷わず戻りやすくするのと、
養蜂家もそれぞれの巣箱の状態を覚えやすくするため、
に役立っているんだって。
ちなみに、ミツバチがもし他の巣箱に入ってしまうと、他のミツバチから攻撃されてしまうこともあるので、ちゃんと自分の家に帰らないといけないのです。(人間と同じ、他人の家に侵入したらまずいですものね)
この養蜂箱のパネルはスロベニア独特のスタイルのため、その珍しさから観光名所としても注目を浴びています。
スロベニアを訪れた際は、必見ですね!
スロベニアの養蜂アカデミーについて
前回お伝えした通り、養蜂家の第一人者であるスロベニア人、アントン・ヤンシャの誕生日にちなんで、2017年の国連で5/20は世界蜂の日に制定されました。
これによって、スロベニアの養蜂のレベルの高さに対する評価とスロベニア人が持つ優れた養蜂の知識への関心が急速に高まりました。
これを受けて2018年にスロベニア政府は養蜂アカデミーを設立。
このアカデミーの目的は、国際舞台における養蜂技術の向上及び、スロベニアの養蜂、生物多様性及び観光を通じて、雇用機会の改善とミツバチ及び受粉システムの重要性を広く知ってもらうというところにあります。
スロベニアの国全体が最も持続可能な目的地(Green Destinations)として選ばれたのも納得ですね!
この養蜂学校は養蜂家インストラクター含め養蜂に興味のあるすべての人(外国人も!)にトレーニングを提供するだけでなく、発展途上国の支援の一環としてバングラディッシュに養蜂技術を提供しています。
これで、スロベニアにとっていかに養蜂が大切かお分かりいただけたと思います。
そうです、そうなんです、スロベニアそしてスロベニア人にとって、ミツバチ、蜂蜜はとってもとっても大切なもの(仲間)なのです。
(この記事は、スロベニアの方のご協力を頂いて書いています)
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