プランクトンが肥料に⁉ 未来の農業は
こんばんは、食彩アドコムです。
日本の農業は、高齢化による担い手不足、地球温暖化、安価な海外農産物の輸入、などにより危機的状況にあるといいます😫。
そのため、様々な改革や研究がされていますが、その研究の中で興味深かった新しい農業、海上農園というものがあります。
「海上に農園なんて😳」と思いますが、2030年には本気で実用化を目指して研究しているといいます。
日本の農業の現状は
(日本の食料自給率)
2019年カロリーベースで38%、1965年は73%であったことから54年間で35%も減少、ほぼ半減😫しています。
(日本の農業就業者数)
2015年は、総農業就業者208万人のうち60歳未満は61万人。
なんと60歳以上が70.6%😲という驚きのデータ。
2030年には総農業就業者は131万人と77万人減少(37%減)🥶すると推測されるとのことです。
(農林水産省のデータより)
これからの農業
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、人工衛星で観測したデータを農業に活用することの出来る農業気象監視システムを既に開発しています。
そのシステムは、衛星を使って農業気象データ(土壌水分量、日射量、降水量など)や作物の生育状況(植生指標)をWeb上で準リアルタイムで閲覧することができる、といいます。
このシステムを使い、地上にある農場の日照量や地面の温度や地面の水分量などを分析、カメラで見てPCで野菜の最適な温度(ハウスの場合)や水分量を遠隔操作で調整するということができます。
耕したり植えたりするのは、「下町ロケット」でもとりあげられた農業機械の遠隔操作は既におなじみです。
担い手不足解消になりますね😊
海上農園とは
2030年に実用化を目指しているという海上農園、それは海に浮く巨大なビニールハウス(メガフロート級)。
海上農園は、「これからの農業」の技術を使い、海上に農園を作ろうというものです。
耕作、種まき、肥料や水やり、収穫、搬送、全てGPSとコンピュータで分析管理、ソーラーパネルでエネルギーを供給、自動無人機械を駆使して作業します。
そこで、海上に農園を作るメリットとは、
・広い面積が確保でき、ソーラーパネルも設置可
・十分な日照時間を確保できること
・海水をろ過することで水分量を調整、降水量の心配が要らないこと
・プランクトンを肥料化できること
・地震、洪水、獣被害、のリスクも回避できる
が考えられます。
一方、デメリットは、潮風による塩害を防ぐためビニールハウス化他、高コスト?、津波は? などでしょうか?
最後に
このような夢のような話を知りさっそく調べたところ、イギリスなど海外でも研究されているようですね。
この話はSDG’sの一環として、日本では10年後の実現化を目指し取り組んでいるようですが、そもそも海上に巨大な農園を作ることは自然破壊では無いかと疑問も残ります (・・?
しかし、このまま日本の食料自給率が減少するのも。。。😅
昨今は様々な重要な選択を待ったなしで求められる時代となりました、先送りしていたつけでしょうか?🥵
最近畑にハマっているアドコムの海上農場の話題でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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