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【食育シリーズ】なぜ?!給食は食べるのに家では食べないPart.2


給食だと食べる理由


前回は1つめの理由、「給食は大量調理だから美味しい」についてお話しました。

給食は大量調理ですから、たくさんの野菜やお肉を使って作るので、1杯に、そのたくさんの野菜やお肉のエキス、旨みがぎゅ〜〜っ!と凝縮されています。

前回の記事をご参照ください。

2. みんなが食べているから食べる


今回は2つ目の理由。
「みんなが食べているから食べる」についてです。

みんなが食べてるとつられて食べる効果、これは大変大きいです!
大人でも一人で食べるより、好きな人と楽しい雰囲気で食べた方が、食が進みますよね。
食事は雰囲気の要素が、とっても大きいです。

子どもも同じで、
ピーマン苦手だな… と思っても、目の前でパクパク食べている子がいて、その子が先生に褒められている。

「わぁ!すごいね!ピーマン食べられるんだぁ、えらいなぁ!」

なんてシーンを目にすると、競争心があるので、自分も食べられるかも?食べたら褒めてもらえるかな?などと思うのです。
可愛いですよね。

ルーティーンになっている

 
そして、保育園ではルーティンになっていることも大きいです。

毎日同じ時間に、同じように給食の歌を歌って、いただきます!をするので、すんなり「食べる」時間に入ることができます。
子どもは同じことを繰り返すことが好きで、安心するのです。

これは、保育園や学校だけではなく、家庭でもできる範囲でルーティーン化するのは良い方法だと思います。

例えば、入眠儀式と言われるように、寝る前に絵本を読むとすんなり寝てくれたりします。
それと同じで、いただきますの歌を歌うでもいいですし、絵本でもいいです。「これをやったら食事が始まるよ」と言うルーティンは、とても分かりやすいです。

逆に、夢中になっておもちゃで遊んでいたのに「お昼ご飯だから、もうおしまいね」と言われても、なかなか気持ちが切り替えられないのは分かりますよね。

そばでパパ、ママが美味しそうに食べる!


これは、とっても大切なこと、1番大切なことかもしれません。
即効性はないかもしれませんが、じわじわと効いてくるはずです。

子どもは、食体験が少ないので、これは本当に食べて大丈夫なのかな?と、
本能的に危険を回避しようとすると言われています。危険な物を食べたら命にかかわりますからね。

食べず嫌い、見た目でダメというのは、そういう事なのだと思います。
パパ、ママが美味しそうに食べているという事は、子どもにとって1番信頼できる人が食べてるので、

「これは大丈夫なんだな、美味しい物なんだな」

と安心する、学習します。

おうちの方が、
「あぁ、美味しい~!こんな美味しいの食べないの? じゃあ、もらっちゃおうかな?」と、繰り返し言ってあげると、徐々にですが気がついたら食べるようになっていた、という事はよくあります。

つい、なかなか食べてくれないと、

「なんで食べないの?早く食べなさい!」

と、言ってしまいがちです。(私も言ってました。 苦笑)
それよりも、よっぽど効果があると思いますよ!

次回は3つ目の理由についてお話します。

やってみました!効果ありました!効果なかったです!など、お気軽にコメントお寄せください。


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