みやもとしょうこ

Shoko Miyamoto|舞台芸術の制作・マネジメント|アクセシビリティコーディネ…

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Shoko Miyamoto|舞台芸術の制作・マネジメント|アクセシビリティコーディネーター |バリアフリー日本語字幕・音声ガイド制作|syuz'gen LCC(2019〜)←水戸芸術館←富山市オーバードホール │ 誰も置き去りにしない社会を目指す、子育てとキャリアの継続を模索中

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"アクセシビリティコーディネーター"と名乗ること

「時が来た」のnoteから早3年 コロナ渦、出産という人生で大きな経験を経て、やっと言葉にしています。 "アクセシビリティコーディネーター"という肩書きを自分に加えます。 プロフィールにもある「誰も置き去りにしない社会を目指す」というテーマは、舞台に関わる前の10代の頃から一貫して私の中にあります。 観劇環境のみではなく、働く中でも、生活の中でも、何か置き去りになってしまっていること(人)はないのだろうか、と、いつも気になります。 これは、私が大学で特別支援学校の教員にな

    • 時がきた

      昨年7月に、合同会社syuz'genという会社に入社した。 それまで私は、ものすごく省略すると、超モラトリアムに学生の延長で小劇場で演劇をやって、いろんな人と出会ったり別れたりして、地元にUターンして、なんとか人のご縁で公共劇場の職員をしていた。 自分の好きだと思える演劇で仕事をできればなんでもよかった。おそらく恋愛でいう依存のように舞台の世界に「自分」を置くことで「何かの生きる意味」みたいなものを実感しようとしていた。 と、思っていたけれど、この会社では 「Meプレ

      • メダカの「たつ」のこと

        3月の終わりに、わが家にメダカを迎えた。 水をきれいにしてくれるヌマエビとヒメタニシ、水草たちでアクアリウムをつくって、そこにヒメダカが6匹が仲間になった。 アクアリウムが好きなパートナーが言い出したことで、私は哺乳類以外とのはじめての暮らしにドギマギしながらも、ふたり暮らしの部屋がにぎやかになって嬉しかった。 4月半ば、ヒメダカが卵をつけて泳いでいた。 パートナーが以前飼っていた時は卵から孵化させたことはなかったそうで、コロナの自粛生活でずっと在宅なこともあり、その

        • コロナと母

          はじめまして。 私は、人と人やアートを繋ぐコラボレーターを生業にしています。 30代も後半になり、今まで自分がやってきたことや考えたことをまとめるnoteをつくることにしました。 学生時代に小劇場にどっぷり入りこみ、そのまま下北沢あたりで自由奔放な20代を過ごしましたが、震災を機に富山へUターン。舞台業界から一旦離れたものの地元の公共ホールの市民参加型舞台でのアルバイトでがきっかけで水戸芸術館へ転職。今は合同会社syuz'genというアートマネージャーのチームで働いてい

        "アクセシビリティコーディネーター"と名乗ること