日の出てない時間帯に走らない理由
冬至が過ぎて日が伸びてきたことを実感しています。
トライアスロンやマラソン、ランニングをされている方はこの時期は暗い時間帯に走る事が多いのではないでしょうか?
私は暗い時間帯に走ることをしません。
【暗い時間帯を避ける理由】
安全性
暗いとどうしても視野が狭くなり、段差や木の根っこなど見えにくくなっていて怪我のリスクが伴います。
特にスピードが上がれば上がるほど体力的精神的にも辛くなるので更に視野が狭くなりやすいですし、人間の視覚も暗い所の方が視野が狭いです。
また女性の場合は特に防犯上の危険も伴います。
1人で走らずに2人以上で走ることをお勧めします。
また2人以上のグループで走っている場合、段差などは追うことに必死になっていて自分の足元が見えづらくなっています。声を掛け合って走りましょう。
スピード感覚が狂う
私が夜走らない最も大きな理由です。
日中と夜とで時間帯を分けて走ると分かりやすいのですが、夜走る方が実際のタイムよりも速く走っている感覚になる方が多いかと思います。
これも視覚の問題なのですが、普段から暗い状況で走ることに慣れているといざレースで日中走るとなると進んでいる感覚がいつもより得られず、精神的にも苦しくなります。
この暗闇での体感速度の変化をうまく使っているのがディズニーランドにあるスペースマウンテンです。
スペースマウンテンは暗闇を駆け抜けるジェットコースターなのですが、最高速度が実は48km/hです。
体感的にはもっと速い速度が出ているように感じませんか?
また最近流行っている暗闇ボクシングやスピニングなども同じ事が言え、暗闇の方が視野が狭くなり集中しやすいのと、スピードを体感しやすいので動けている感覚が得やすくなります。
メリットとして使うこともできる錯覚ですが、ランナーやトライアスリートの方々で特にタイムを気にして走られている方はスピード感覚のズレがレースの時に
精神的なダメージにつながりやすい
ので注意が必要です。
上記でも少し触れましたがもちろん日の出てない時間帯のメリットもあります。
【暗い時間帯走るメリット】
日に焼けない
夏場の暑さを回避できる
体型を見られづらい
スピード感を得られるので楽しい
仕事前後に人と集まりやすい
などです。
ビギナーの方は走ることの習慣化
を優先した方が良いので、暗い時間帯のメリットの方がデメリットを上回るかもしれません。
まずは早朝や夜ばかり走っている方は日が出ている時間帯に走ることを心掛けてみてください。
違いを知っていると言う事がとても大切です。
メリット、デメリットを分かった上でトレーニングに取り組むとただがむしゃらになんとなくやるだけでなく、時間帯で得られる効果を考えながら効率の良いスケジューリングすることの重要性にも気づく事が出来るでしょう。
私はどうしても時間帯が遅くなってしまうスケジュールの場合は、トレッドミルやローラーなど室内トレーニングに切り替えていました。
次回以降、トレッドミルでのトレーニングやフィジカルトレーニング、ローラーなど
インドアトレーニングの内容
にも触れていきます。
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