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君が未知なら最高だから。


毎日YouTubeを開いて
おすすめに上がってくるMVを漁る。
映像が好きだし、音楽も好きだし。
映画やドラマが見れないときでも、
5分のMVくらいは見れる。

(今日は今までのnoteとは違ったかんじで、
 感想を普段思っていることを交えて
 書きました。)


イントロ30秒ちょっと。
歌詞と一緒に急にワイドで飛び込んでくる
性癖に刺さりまくる絵。

あったかい色のライトに
純色が心地よく入ってくる。
どこを見ても楽しい。

好きだろ、と言わんばかりに
しっかり歌詞を聴かせながら
見せてくれる。

銃を持つ不思議ちゃんを見て、
私は気づく。

ここに僕はいない。

「ありがとう酸っぱいdays 二度とありませんように」

「っぱいdays二度と」
の発音と続けかた
が最高に心地良い。


こういうのは何度も聞き直す。


夜の散歩で
電動キックボード「LOOP」に乗る不気味ちゃん

このLOOPの登場が急に現実味を帯びさせる。

これと対照的なのが、
冒頭の部屋のシーンで出てきた
「ゲームボーイ」。

これは僕の幻想がかなり込められている気がする。

僕というか、もう僕たち、私たち。

実際にはSwitchで。

あれが「ゲームボーイ」なら
LOOPは「古めのキックボード」、
「スケボー」は違う。

ちょっと錆びたビーチクルーザー
なんかでもいい。

とにかくなんか
想像の不気味ちゃんは
「ゲームボーイ」がイケてるらしい。

こういうのって
いつも私たちを現実と幻想の狭間で
ウロウロさせる要素の一つだ。

LINE
TikTok
小田急線
江ノ島
コカコーラ

そんな歌詞にグッと吸い寄せられて、
自分からは到底出てこない言葉に
胸打たれる。

作りもの、物語のなかに
私たちは現実味をどこまでも求めている。

映画で出てくる架空のビールラベルは
ときに私を幻滅させる。

だけど、私に少しだけ似ていると思う
主人公の友達のあいつは
到底私が音にできないような
セリフを次々に吐く。

そんな現実と理想と幻想と
が混ざり合って
このモヤモヤを整えてくれる。

だから好きだ。


脳内の「不気味ちゃん」
はゲームボーイの電源を入れたまんま、
洒落たカーペットの上に大の字だ。

そこは、まだ「僕の世界観」。

ラストサビ前。
不気味ちゃんが捨てられた
黒くてダサい回転チェアを引っ張ってきて
LOOPから乗り換える。

うわ、やりたくなるよな。
それ。分かるよ。やらないけど。
LOOPどこに返してん。

そんなこと思ってる間に

そんな事より君が未知


不気味ちゃんを「不気味ちゃん」にしたのは
僕なのに。


好きな人って
もはや
未知であってほしい。

なんてときもあったり、なかったり。




こんな風に
毎日毎日、映像を見ているわけだけど
せっかくなのでnoteしていくことに。

この曲を選んだ理由は、
YouTubeでたまたま上に上がってきて、
いい感じだったから

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いつもスキをありがとうございます♡


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