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本#2:仕事・生活でモヤモヤしちゃうあなたに 〜56の質問カードで身につくプロの課題解決力〜 [no7]

おはこんばんちは☀️☁️🌕かぁちんです🧑‍🌾
今日もお越しくださりありがとうございます💐

本日は「本紹介」カテゴリ📕

本書は最近私が外部研修で受けた研修テーマ(ロジカルシンキング・課題解決)の課題図書だった本をご紹介します。

あ、今「それ私には関係ない」「難しそう(ぷいっ)って思った方いらっしゃいますよね🥹

ちょっと待って🖐️

この本から学べる“課題解決力“は、ビジネスにだけではなくて、あなたの普段の生活の中でも使っていただけるスキルだと、本書&研修を通じた実践で感じることができました

特に、モヤモヤの解決には生きるスキルだと感じてます。
モヤモヤって仕事だけじゃない場面で起きますよね🫡

なので、このスキルを身につければ、
きっと生きるのが少し楽になったり、豊かになったり・・・
この本を読んだ後にはそんな未来の変化も感じることができるのではないかと思っています。
(かくいう私はまだ生活で使っていないので、正直生活でもいきます!と、100%と言い切れないのですが🙇‍♀️)

というわけで、前段が長くなりましたが、
本記事は「課題解決力って何?生活で生かせるってほんま?」「研修は受けたけど、実践スキルついてないなぁ」と思った方にオススメの記事です😄

ちなみに、先日外部研修で著者のお一人である渡辺パコ先生の講義を受け実経験も含めた記事紹介となりますので、一参考として、お読みいただけますと幸いです。



0.56の質問カードで身につくプロの課題解決力 とは

独特なカバーの本ですよね・・・・?(🫣)
びっくりされた方、安心してください。

この本を読めば、
課題解決力とは何かが学べ、実践で活かせるツールを使うことで実践もできでスキルの実用化ができるようになります。

本書には「質問カード」という56枚のカードが付属していてます。
そのカードの質問に答えていくことで、「課題を見つけて解決する」ことができるようになる、というものです。

私も研修で使ってみました。
このカードの質問に答えるの、慣れるまでは難しいです。

でも、本書にも書かれていますが、このカードは「思考をドライブする」もの

私が特に苦手なのが”思考は沢山あるんですけど、それをロジカルに(視点を漏らさず)発散させて、(論理的に)収束をさせて、1つの答えに帰結させるプロセスを辿る”ことが苦手でした。

そんな私が、本書を読んでから、一定の流れで思考の発散→収束→帰結ができるんだと気づけ実践でも活かせるイメージができ自信が湧きました


<link>
1:56の質問カードで身につくプロの課題解決力


1:本を手に取った時の印象

前置きが長くなりますが、
本書と出会った時の私の体験談について、
に少しお付き合いいただけますと幸いです。


初めて本書を手に取ってみた時の正直な感想・・・・「えっ、これ課題図書?」。

しかも本の後ろ半分(巻末)にはカードがついているんです。
「え・・・これで課題解決力身につくんかな・・・?」と思いました。

(もし関係者の方がこの記事を見てくださったらすみません。。今では全力でオススメしております!!)

なぜそんな感想を抱いたのか、少し言い訳をさせてください。

私は元々読書に関しては年1冊小説を読めばいいくらいぐらいの人間です。
ここ1年くらい読書をするようになりましたが、読む本といえばビジネス本が主。

そんな私なので、表紙・本編にイラストが多用されていることが見慣れておらず、インパクトがあったのかもしれません…笑


しかし、本を少し読み進めると、見やすい配色、(水色で重要なポイントは強調されている、黒と水色のコントラストがある)、カードがある分cxc読む分量も少なめで読みやすそうだな、と直感的に思い、結果的にサクッと本編を読み進めることができました。

2:本書の構成

本の内容は全4章構成。

第1章:「6人の二次元」に襲われた東條しおり
第2章:課題解決こそ、あなたの仕事
第3章:質問カードの仕組みと使い方
第4章:さあ、質問カードを使って課題解決してみよう

まず第1章は、「質問カード」に登場する6人のキャラクター(6人衆)が「私(=東條しおり)」の悩み(=課題)を解決していくというラノベタッチの物語。
ここは本書では読み飛ばしてOKと記載されている。
こういう振り切った感じも好印象。

続いて第2章は「質問カード」の目的である、「課題解決」が何かを詳しく説明しています。本質的なところですね。

第3章は「質問カード」の使い方を具体的に解説しています。考えるためのわーうシートもついてます。実用的です。

第4章は具体的に実践した方3人のルポ。事例があることで利用イメージが湧きやすい。

付録として、「質問カード」の趣旨がまとまってます。

ざっとそんな構成です。

私は第1〜3章を読み、第4章と付録はサラッと読みました。

3:課題解決について学びたかった理由

少し話はそれますが、本書を推している背景にも繋がりますので、私の仕事のお話に少し触れますね。

(少しビジネスライクで人事で人材育成領域に関わる方以外にはどうでもいいかもしれないので、それ以外の方はもしよければ読み飛ばしてください、もちろん読んでいただいてもOKです。)

私は仕事で人材育成の企画・運営をしています。

どことは言えないですが、従業員400名規模の会社です。大企業ではないけど、中堅企業というポジション。
業種はメーカーに近い卸売業です。

私が人材育成領域に携わり始めてから6年弱が経ちますが、携わった当時は自社にあった研修は大きく2つ(①新卒入社者向けに入社3年目まで年に一度の集合研修・②管理職研修)だけでした。

これを3年ほど前から本格的に体系整理したりし始めたのですが、その中の①の若年層向けのテーマの1つに「問題解決」というテーマがありました。

この研修を実施してみた私が感じた大きな課題があります。

「実践に結びつかない(研修やりっぱなし)」

これ研修主催者としては放置してたらあかんよな〜、という思いに至ります。

しかしながら、受講者は受講者で実務で活用する機会もないんだろーなー、どうすればいいのかなぁと悩みます。
なぜ活用できないのか…
一緒に働くメンバー(上司や先輩)は学んだことがない方が多く、メンバーが受講者の実践を見守れる土壌にない、と思いました。

ではどうしよう?と次に考えます。
そして、全社にこのスキルを展開していけないか、という考えに至ります。

ちょうど同じタイミングで、会社の品質管理を行う部門からもQC(クオリティ・コントロール)の観点で全社にQC活動の展開なども進めたいというお話しをいただきました。
そのために、問題解決手法についての研修実施をしたいと。

両者の目的が一致。
研修の実施に向け企画をまとめることになりました。

で、企画を進める中で思ったこと・・・

「私問題解決のことちゃんとわかっていない、私自身も使えてないぞ」と。

全社展開する前に、まず自身が問題解決スキルを理解、習得しなければ、と、研修受講を決めました。

そして、本書と出会います。

4:問題と課題の違い

3章を読んでいただいた方、詳しい方からすると、問題と課題混在してない?というご指摘をいただきそうです。

恥ずかしながら私も研修の事務局を務めてきましたが、その違いをイマイチ分かりきれておらず、企画書作成時も色々調べたもののなんだか腑に落ちない状態が続いていました。

本書ではこの違いも分かりやすく解説されています。

問題=すでに「問題」が起きている時に、問題箇所を見つけ、火を消し、修復して定常状態に戻すこと。
課題=必ずしも「問題」として顕在化していなくても、取り組む価値のある箇所に気づき、分析と解決策の実行によって、より良い状態にすること。

今では課題解決って、今目に見えている問題はもちろん、
少し先の未来に対してこうしたらもっと良くなるんじゃないか、って考えて実行に移し検証しを繰り返すことだった理解しています。

未来に向かって思いを馳せる・・・そう思うと、結構ワクワクしませんか?

5:トライした結果(1人でも課題解決ができるようになる、でも、皆で使うともっと効果的に課題解決ができるようになると思う)

私の場合は、本書の第3章を実践を研修で行いました。

本書では、課題解決のステップを6つのステージに分けています。
1つずつステージをクリアして段階的に前へ進める感じで、ゲーム感覚ですよね。
カードにはステージごとのキャラクターが設定されていて、美少女キャラが3人・イケメンキャラが3人登場します。
こういうところも遊び心が満載で、著者の「最も確実で分かりやすい方法」で課題解決方法を伝えたい気持ちが伝わってきます。

研修主催者としては、やはり研修を受けてもらって実践してもらえるものにしたいものです。
しかしながら、なかなか受講者の心理はそうじゃないことが多いじゃないですか。(私も含めて)

本書は、そういう意味でも研修嫌いな人だったり、難しそうだから苦痛と思う受講者心理のハードルを下げてくれてると思うんですよね。

本と出会った時に、「えっ、これ課題図書・・」なんて思った私よ・・・
これが本当の課題解決やで、と反省するとともに、大きな気づきをいただけました。。
その点でも感謝です。

さて、本題の続き。
6つのステージは以下の通り。

STAGE1:課題の特定
STAGE2:現状把握
STAGE3:分析
STAGE4:ゴール設定
STAGE5:改善点
STAGE6:解決策

それぞれのステージにカードが10枚程度あって、そこに書かれている質問に答えていきます。
ワークシードに付箋で考えた答えを貼っていくイメージ。


イメージ深めていただけるように少し例を交えて紹介しますね。
たとえば、STAGE1〜まず考える事柄を決めよっか〜の設問の1つとして、
「解決したいと思っているのはどんなこと?」と書かれています。

この設問に思いつくままに答えていくんです。

例えば、今の私で行くと
・息子の夏休みの自由課題(まだ1年だから一緒に考えないと)
・来週の献立
・noteの使い方
・観葉植物の鉢変え
などなど。

これをステージごとに設定されている設問に答えてワークシートとセットで思考発散と収束を進めると、自ずとステージ6で解決策が導き出せる、という流れ
になっています。

本書では1〜2時間でこの一連の作業がやれるといいね!と書いてありますが、
私が初めて研修課題の中で実践したときは4時間ほどかかりました。。。(研修の宿題の中では2時間めどにやりましょう、って書かれていたんですけどね・・・笑)

でも、一度やってみたら、思考の発散〜収束の仕方がわかることを実感できました。
また、根拠を考えるときに、改めて「数字で考える」ことの重要性に改めて気づきました。

数字に関しては、
「私はnoteを1記事書くのにすごく時間がかかります(感覚的)」
→「私はnoteを1記事書くのに4時間かかってます」といった考え方が必要ということです。

この経験を通じて、カードを使った思考のトレーニングを何回か積み重ねると、自ずと課題解決力が身につくと思っていますし、思考パターンとして自分の中に落とし込めると、日常づかいができそうだなぁと思っています。

そして、このスキルを培えると、目の前にある事象(仕事・生活)に動じなくなるかな、なんて想像したりもしています。

ちなみに、日本人はこのスキルをビジネススキルとしてなかなか活用できていないよ、と、パコ先生だったか、ほかの講師の方から聞いたことがあります。

そして、渡辺パコ先生が研修の中でおっしゃっていたのですが、「お子さんとこのカードを使って課題解決してみたよ」という受講生がいた、とのこと。
確かにこれは子供の課題解決にも使えそう、って思いました。

子供の時から課題解決力自然と身についていると強いですよね!

我が家はとりあえず、夏休みに、少し息子が困っていることをこのカードを使って試してみたいな、なんて思っています😙

一人で使うのもよし、協業してるメンバーと使ってもよしだと思います👍


最後に。
問題解決(課題解決)も流派があるんだそうです。
世の中にも色々な本があリますし、会社によっては「問題解決」手法もこれと決まった考え方があるかもしれませんので、色々と調べてみていただき、あなたに合う1冊をみつけていただけますと幸いです😁


本書はkindle unlimitedで無料で読んでいただけますが、個人的にはカードを使って実践できることに価値があると思うので、原本を手に取っていただくことをお勧めします!(Audibleはなかったです)



さて、今日の私の執筆時間、2時間。
今日はお休みなので、思いのままに書いてみました!
でも前長文記事を書いた時よりもスッキリしています😃

すんごくお腹が減ったので、子供が旅に出ている今だからこそしかいけない痺辛ラーメンを食べにきました…
が、並んでいる🥹

では、皆様の今日これからが素敵な1日となりますように🌷

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