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日記+「ブレん人(呂布カルマ著)」感想

※ヘッズ歴1年程度の若輩者の感想で恐縮です。


今日は待ちに待ったHIPHOPアーティストのライブ。

飛行機は早朝出発の便なのに、
昨晩は興奮して中々眠れなかった。

遅れることなく出立できたので一安心している。


自分が最も応援しているラッパー「DOTAMA」さんの音楽イベント「社交辞令vol.27」がいよいよ今日に迫った。

HIPHOPにハマって約1年。

DOTAMAさんの主催ライブは欠かさずに観に行かせてもらっている。

いつもは大体ツーマンライブなのだが、
今日はアイドルラッパー「SONOTA」さんと「呂布カルマ」さんを迎えてのスリーマンライブ。

豪華なメンツに否が応でも期待が高まる。


今日を迎えるにあたって、お三方の楽曲チェックはもちろん、呂布カルマさんの著書「ブレん人」を拝読した。

呂布が前書きでおっしゃっているように、
伝記ではなくご自身の哲学やスタンスをまとめた本だ。

一言でまとめると、めっちゃ面白い。


というのも、呂布カルマさんは
著書、音源、MCバトル、YouTube配信、バラエティのご活躍などを通して、TPOに応じて見せ方をチューニングされているが、どれも「呂布カルマ」さんとして一貫性があり、題名通り芯がブレない印象だからだ

御本人がおっしゃっているように、ファンやトレンドに合わせず、貫き通したい部分を曲げないスタンスが、かえって「呂布カルマ」さんの魅力になっているのだと思う。

その一貫性は著作でも健在で、どのお話も面白いのだが、個人的に「自信に根拠と説得力はいらない」の項が気に入っている。

確かに根拠と説得力は、絶対的ではない現状の豊かさに依存していれば、揺らぎやすい。
(資産が自慢の金持ちが一文無しになると、同時に自信も失ってしまうケースなど)

個人的見解で恐縮だが、相対的な価値観ばかりで物事を測ってしまうと、人は自分アゲのために他人をサゲる、といった狭い了見に陥ってしまうと思っている。

なので、呂布さんの「根拠のない自信」は揺らぎようがない上に、他人を蹴落として踏み台にするような「みみっちさ」が微塵も感じられず清々しい。スカッとした。

それから、やっぱり読み物として物凄くおもしろい。狭くなりがちな視野を広げてくれた心地がする。
気になった方は是非「ブレん人」をご覧になって欲しい。


不惑(dj honda)


反吐/DOTAMA(feat.呂布カルマ)


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