見出し画像

【エッセイ】アガワ家の危ない食卓【紹介】

家族でも、食のこだわりは人によって違いますよね?

美味しいものに目がないお父さまや、
台所で家族のリクエストに答え続けたお母さま。

今回は、そんな家族の元ですくすくと育ち、食をのびのびと楽しむようになった、
阿川佐和子先生の食エッセイ
「アガワ家の危ない食卓」をご紹介させていただきます♪


概要

阿川佐和子先生は、小説家阿川弘之先生のご息女で、「サワコの朝」などのTV番組でご活躍されているタレントでありながら、
エッセイスト・小説家としてもご活躍されております。
大ヒットの食エッセイ「残るは食欲」シリーズと同様、今作もまた、阿川佐和子先生の食べることへの愛がひしひしと伝わる一作です。


個人的に気に入ったポイント

①自然体で食を楽しむ清々しさ
食にこだわるお父様との小さな頃の思い出や、旦那様との暮らしにおける新たな発見など。
笑ったり、泣いたり、怒ったりと、
大切な人と自然体で食を楽しむ阿川佐和子先生はとってもチャーミングで、
思わずクスッと笑ってしまうような魅力が満載です!

②一作が丁度いい長さ
元は雑誌「クロワッサン」に掲載されていた「残るは食欲」のシリーズから始まった連載とのことで、
ちょっとした隙間時間に読み進められます♪
文庫化されて持ち運びしやすいので、通学通勤の合間に気分を安らげるのにオススメの1冊です!


終わりに

これ以上、書くことはないぞ!
締め切り日が近づくたびにそうわめくのだが、わめいてるうち、いつしか思いつく。

文庫版あとがきより

長年、食にまつわるエッセイを連載しながら、次々と新しいエピソードを生み出してくれる。
日常の何気ない感動を、お裾分けしてくれる。

そんな作家さんに出会えたことが、
わたしの幸せのひとつに繋がっています。

自分の食にまつわるエピソードを、思い起こす切欠になるかもしれません。

是非阿川先生のエッセイを通して、何気ない食の豊かさを実感してみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?