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食券のサッカー観戦記・特別編【2024.2.10】

こんにちは、食券です。

今回のサッカー観戦記は特別編として、現地時間2月10日(土)に行われた欧州5大リーグの試合から、各リーグで気になった試合を徹夜して立て続けに全部観るというチャレンジをしてみました。

※丸数字は試合を観た順番になります。必ずしも試合の開催時間順ではありません。


①【イングランド/イングリッシュ・プレミアリーグ】リヴァプールFC vs バーンリーFC

SPOTV NOWにてリアタイ。
リヴァプールが3-1で勝利。

今季限りで退任するクロップ監督率いるリヴァプールは、後半からRSBのアレクサンダー=アーノルドに代わってRIHにエリオットを投入。これによりRIHのマクアリスターをLIHにスライドさせたのだが、LIHのカーティス・ジョーンズはRSBに回すというかなり意外な形となった。

この交代はアレクサンダー=アーノルドのケガによるものだったそうだが、終わってみればこれが大当たり。マクアリスターが少し落ちた位置でボールを受けられるようになったことでアンカーの遠藤航と並ぶような形となり、遠藤のシンプルなボール捌きがより引き出された印象。

個人的にはRSBに回ったカーティスが無難にプレーしていて、かなり驚いた。


②【ドイツ/ブンデスリーガ】バイヤー04レヴァークーゼン vs FCバイエルン・ミュンヘン

スカパー!にてリアタイ。
レヴァークーゼンが3-0で勝利。

バイエルンのトゥヘル監督は、首位攻防戦となるこの大一番で今シーズンここまで一度も採用していなかった3バックを選択。フォーメーションを相手の基本陣形である3-2-2-1に合わせてミラーゲームを狙う奇策だったのだが、これが完全な裏目に出た。対するレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は前半途中でシステムを4-2-3-1に変更しており、これが功を奏した印象。

書き出せばキリがないが、後半もトゥヘル監督の奇策ムーブは止まらず。
フォーメーションはいつもの形(4-2-3-1)に戻すどころかまったく変えず、後半途中にはRSBで良かったマズラウィとLSBボエイの左右を謎入れ替え。

その後はゴレツカを下げてテルを投入し2トップに変更、挙句の果てには左利きのゲレイロを何故かLSBではなくRSBで使う(右サイドからクロスを上げるどころかドリブルでカットインし、これまた何故か右IHで使われたサネがボールを奪われるシーンには流石にあきれた)など、かえってチームのバランスを崩しまくる無策っぷりを披露。

さらに最後はコーナーキックでGKノイアーが2点ビハインドなのに攻め上がり、そこからカウンターを食らって無人のゴールに流し込まれるという地獄っぷり。
バイエルンを応援していた私としては裏でやっていた2試合の方が面白かった(それはそう)。


③【フランス/リーグ・アン】パリ・サンジェルマンFC vs LOSCリール

DAZNにてリアタイ。
3-1でPSGが勝利。

今シーズン初めてPSGの試合を観た。

両者の対戦はリーグ・アンにおいてビッグマッチと言える組み合わせだが、UCLの試合が近いということもありCBマルキーニョスや大エースのエンバペはベンチスタートで出番もなし。

アセンシオが左IHにいてかなり驚いたのだが、攻撃時のポジショニングとしてはトップ下のような振る舞いで、アンカーのウガルテや右IHのファビアン・ルイスに比べると前目の位置に陣取る形。また随所でオシャレな技術を見せており、ルーレットでプレスを回避してからファウルを貰ったシーンは圧巻。終盤には本職と言えるRWGでもプレーした。

それにしてもデンベレやバルコラのドリブルは観ていて楽しいし、しっかり決め切るゴンサロ・ラモスやコロムアニも素晴らしかった。


④【スペイン/ラ・リーガ】レアル・マドリーC.F. vs ジローナFC

U-NEXTにて見逃し配信を視聴。
4-0でマドリーが勝利。

まさかのセンターバック不在という状況下で本拠地ベルナベウでの首位決戦を迎えたマドリーだったが、開始早々ヴィニシウスがエリア手前左からコントロールショットで先制点をマーク。まさにスーペルゴラッソだった。

2点目もかなり綺麗な形で、左サイドのタッチライン際からヴィニシウスがトリベラで斜めのスルーパスを入れ、そこに見事なフリーランで走り込んだベリンガムがファーストタッチでガッサニーガを完璧にかわし、無人のゴールに流し込んだ。

さらに3点目もベリンガムで、こぼれ球を押し込み今季4度目のドブレーテ。
ただベリンガムは直前のプレーで足首を捻挫しており、この後途中交代した(報道によると全治2週間とのこと)。

ダメ押しの4点目はロドリゴ。ハーフウェイライン付近からドリブルを始めて中央を切り裂き、最後はコンパクトに振り抜いた。

試合終了間際にはPKをゲットするもキッカーのホセルが左ポストに当ててしまいゴールならず、アディショナルタイムなしで試合終了。
個人的にはすごく綺麗で、なおかつ不満なく気楽に観られた試合だった。


⑤【イタリア/セリエA】ASローマ vs FCインテルナツィオナーレ・ミラノ

SPOTV NOWにて見逃し配信を視聴。
4-2でインテルが勝利。

寒そうな大雨の中で行われた試合だったが、試合内容は非常に熱かった。
ハイライトで観るだけでも熱すぎると感じるほどの大熱狂試合。

個人的MOMはロマニスタとしても知られる実況の北川アナ。とにかく熱量が最高だった。

この試合はリアタイで観たかったなぁ…(2試合目の内容を思い出しながら)。


個人的に面白さの順をつけるとすれば⑤→④→①→③→②ですが、②はもしかするとサイドバック好きの方ならもう少しランクアップしそうな気もしました。

なお、現地時間2月11日(日)以降に開催された試合については後日改めて観戦記を投稿します。
次回の更新をお楽しみに。

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