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食券のサッカー観戦記【2023.12】

こんにちは。食券です。

さて、11月に続きサッカー観戦記を書いていきます。

以下、目次となります。
日付は現地時間に準拠したものです。

(おことわり)
本来であれば日本時間12月30日(土)深夜に開催予定のノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・ユナイテッドFC戦を観た上で記事を執筆・投稿する予定でした。しかし今回の記事は年始のスケジュールの都合上年内に書き終えて投稿する必要があったため、同試合に関しましてはレビューを断念させていただきました。予めご了承の上、お読みいただけますと幸いです。


12月9日(土)【天皇杯決勝】川崎フロンターレ vs 柏レイソル

国立競技場にて現地観戦。

試合前、川崎フロンターレ後援会
(ファンクラブ)への入会手続きを行った

試合は0ー0でPK戦に突入。10人目までもつれる死闘を制したのは川崎フロンターレ。

現地で最後まで観戦し試合映像も二度観たのだが、その上で川崎サポーターとして改めて感想を書くにしても少し感想に困る試合だろう。
川崎からすると試合内容はあまり良くなかったし、必ずしも事前に想定していた通りのゲームプランではなかったのかもしれない。それにこの日の国立は、ロングボールやフリーキックを蹴った際に土ぼこりが舞うほど芝の状態が相当悪く、現地で観ても映像で観ても明らかにボコボコした芝だった。
ただそのような状況でも決して自分達から崩れず、最後に勝てたことが本当に良かったと思う。

そして対戦相手の柏についても言及せずにはいられない。
この試合に関しては最終節で残留を決めたクラブとは思えないほど守備の出来が良く、また攻撃面においてはサヴィオが前を向いてボールを持つとパスを出す前から細谷が動き出して裏抜けを図る場面が多く見られるなど、彼らを中心としたカウンター攻撃は常に脅威となり続けた。

とにかく細谷が速くて強い。今後海外移籍をする可能性も含め、楽しみなストライカーだと思う。


12月12日(火)【ACL】蔚山現代FC vs 川崎フロンターレ

読み方は「ウルサン・ヒョンデ」。
DAZNにてリアタイ。試合は2ー2のドロー。

PK戦までもつれた決勝から中2日、既に前節ジョホール戦でラウンド16進出を決めていた川崎は若手主体のメンバーで臨んだ。このメンバーで負けずに終えられたと考えれば良い結果だろう。

なおこの試合の翌日に蔚山現代からリリースがあり、クラブ名は来季から「蔚山HD FC」となることと、あわせてエンブレムも変更することが発表された(新エンブレムはジョホール・ダルル・タクジムそっくりだと話題になった模様)。

なお12月28日(木)に行われたACLのラウンド16組み合わせ抽選会ではクラブ名表記が蔚山現代のままだったため、今大会中においてはもしかすると旧名称表記が続くとみているのだが、果たして。


12月18日(月)【チャリティーマッチ】FCシャフタール・ドネツク vs アビスパ福岡

ウクライナ復興支援のための親善試合。
国立競技場にて現地観戦。

どっちがホーム扱いなのか気になるところ

結果は、こちらも2ー2のドロー。
特にシャフタールの主力組が出場していた前半は見応えがあった。

フォーメーションは4ー3ー3で、基礎的な「止めて蹴る」能力の高さを生かした、最後尾から恐れずに繋ぐスタイル。
配球ができ、対人に強く、高さもある左利きのアンカー、ステパネンコ。視野が広くテクニックのあるインサイドハーフ、スダコフ。
左利きの右ウイングであるズブコフは、スピードとクロスの質に長ける右サイドバックのゴチョレイシュヴィリと連携し、中央に折り返すタイミングを計っていた。
左ウイングは独力で突破可能なキレを持つ右利きの高速ドリブラー、ネヴェルトン。そして中央で待つのはターゲット系のCF、シカンだ。

過去の記事をお読みいただいた方はお気づきになられたかもしれないが、もうこれは何となく「川崎と似たもの」を感じずにはいられなかった。
川崎に例えると右サイドバックが山根(くしくも背番号が同じ13番だ)、アンカーがシミッチ、インサイドハーフが脇坂、右ウイングが家長、左ウイングがマルシーニョ、CFがダミアンといったところだろうか。
プレースタイル的には脇坂に比べてスダコフのほうがより素早さに長けており攻撃的だと言わざるを得ないが、それでも視野の広さや基礎的な技術の高さといった部分では似たものがあるのではないだろうかと感じた。


12月21日(木)【カラバオカップ】リヴァプールFC vs ウェストハム・ユナイテッド

DAZNにて見逃し配信を視聴。
リヴァプールが5ー1で勝利。

わたしは10年以上前から馴染みのあるユルゲン・クロップ監督のサッカーに「実家のような安心感」があるわけだが、例に漏れず今回も最高だった。

今年完全復活との呼び声も高いVVD先生は、今回も速くて強くて上手い。まさに流石の存在感。
アンカーで先発した遠藤は中盤でのバランス感覚が絶妙で、後方からのビルドアップにおいては数的優位を何度も作っていた。

また週末の試合(アーセナル戦)に向け、クロップ監督が主力選手にうまくプレータイムを分け与えていたというところも含めて良い試合だったと思う。
とにかくこのチームのサッカーは全員の速い、強い、上手いが際立つ。良い意味でクレイジーだ。
これほどクレイジーなサッカーが世界に存在しているからこそ、サッカーは面白く感じるのだろう。心が元気になる試合内容だった。


12月26日(火)【PL】バーンリー vs リヴァプール

SPOTV NOWにて見逃し配信を視聴。
リヴァプールが2ー0で勝利。

直近のアーセナル戦から中2日という過密日程で迎えた一戦。
アンカーで先発した遠藤は終盤に自身のパスミスから決定機を作られるシーンがあったものの、直後のシーンでは鋭いボール奪取から追加点の起点となった。全体的に見れば好パフォーマンスだったと言えるだろう。


12月28日(木)【PL】ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC vs トッテナム・ホットスパーFC

SPOTV NOWにて見逃し配信を視聴。
ブライトンが4ー2で勝利。

後半から出場し負傷からの復帰戦となったエストゥピニャンによるスーパーゴールなくして語れない試合ではあるが、終わってみれば点の取り合い。どこかのクラブでよく見るスコアだった。
ハイライトを観るだけでもかなり楽しめると思う。

それにしてもブライトンはベテラン勢と若手のバランスが良いし、次から次へとポテンシャルの高い若手が出てくるところは凄いの一言。スカウティングチームといいアカデミーの育成といい、素晴らしい以外の言葉が見つからない。しばらく観ていないうちにまた知らない選手が出てきた…。


終わりに

実はこの項のためにあとがきを書いたのですが、長くなったので別記事として公開させていただきました。そちらもあわせてお読みいただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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