東京マラソン2021への道 2/85
東京マラソン2021と2022の秋冬2つの大会に当選してしまった市民ランナーの日々のトレーニング記録、2日目。
今週のトレーニング
昨日からリディアード式マラソントレーニングを開始。日曜日始まりで考える今週は「有酸素コンディショニング期間(第1週)」で、各曜日ごとのトレーニングメニューは下記のようになっています。今日は2日目の「ジョグ」です。
日 ロング有酸素ラン
月 ジョグ
火 有酸素ラン
水 イージー・ファルトレク
木 有酸素ラン
金 休養
土 アウト&バック(テンポ走)
リディアード式における「ジョグ」の定義
マラソンのトレーニングメソッドは様々な考え方があって「ジョグ(ジョギング)」といっても、いろんなペース・心拍数・主観強度の考え方があるし、さらには出場するレースの距離や、トレーニングの期分けの中でレースまであとどのくらいの日数なのか、によっても違ってたりもするようなので、改めてリディアード式マラソントレーニングでの「ジョグ」の考え方をまとめておきます。
ワークアウトタイプ:
ジョグ
走り方:
自分が走ることができる速さよりゆっくり走る
重要なポイント:
トレーニングメニューにはすべて意味があるので「ジャンクマイル(目的もなく適当に積み重ねる距離)」と考えてダラダラ走らないこと
RPE*:
1-3
適用:
有酸素運動(エアロビクス)
スキル:
落ち着き、トラスト(自分の能力に対する信頼感の醸成)
最大の間違い:
ラップを見て「どうしてこんなに遅いの?」と嘆くこと
*RPE (Rate of Perceived Exertion):
自覚的運動強度(RPE)とは、運動時の主観的負担度を数字で表したもので、代表的なものに「ボルグ・スケール」がある。
なお、適切な時間やペース(結果として走れる距離)や心拍数は、個々の持ちタイムや走歴、出場するレースの距離、年齢や安静心拍数(もしくは最大心拍数)で決まってくるもので、走る日の気温や高度(標高)によっても、トレーニングのフェイズ(レースまでの日数)によっても、さらにはその日の体調によっても変わるものなので、具体的な記載は省略します。
今日のトレーニング(ジョグ)
今日は「自分の持ちタイム(乳酸閾値によるTペースで算出)」「走歴」「直近3ヶ月のトレーニングの状況」「出場するレースの距離」「年齢」「安静心拍数」「レースまでの日数」から計算された「推奨ペース(とペースの範囲)」に、「コースの高度差に合わせたペースの補正」と「気温に合わせたペースの補正」を足して、比較的ゆっくりとしたランニング。
途中、心拍数がそれほど上昇してなかったので少しだけペースアップ、心拍数が段々上昇してきたところでペースダウン(結果として、ジョグに対して慎重にウォームアップとクールダウンをやってる...みたいになってたw)。
※トレーニングの記録のフォーマットがまだ決まっていないので、Twitter。
正しい(自分の走力に見合った)ペースがわかっていると、コースの高低差に合わせてどのくらいペースを落とすべきか、気温によってどのくらいペースを落とせばいいのか、すべて計算で導き出すこともできます。
でも実際に走っている途中で心拍数が(厳しい日差しや給水不足などが原因で)高騰するような場合は、それぞれのトレーニングに必要な目標心拍数の範囲に収まるようにペースを落としたり、途中でレストを入れたり(暑い日はできれば水かぶりも)しないと、熱疲労によってリカバリーが長くなる(結果としてトレーニング全体の質が下がってしまう)ことが多いので、涼しくなるまでは心拍数が高騰していないことを確認しながら「ちょっと遅いかなぁ...」くらいのペースで疲労を溜めないように走っていく方がいいかもしれません。
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