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東京マラソン2024への道 [パワトレ再入門編] 129/364

東京マラソン2021(2022年開催)東京マラソン2023の2つの大会を完走し、出走権の持ち越しで次の東京マラソン2024(3年連続、通算4回目)にも出場することになっているアラフィフ市民ランナーのトレーニング記録。今週からランニング用パワーメーターSTRYDを使った 2週間の「導入プラン(体力テスト)」期間。今日はその3/14日目。


東京レガシーハーフマラソンまでの期分け

7/10~7/23 STRYD 導入プラン(体力テスト週) ←イマココ
  ここから STRYD ハーフマラソンプラン
7/24~8/13 ベースフェーズ
 8/14~8/20 体力テスト週
8/21~9/10 ビルドフェーズ
 9/11~9/17 体力テスト週
9/18~10/1 ピークフェーズ
10/2~10/14 テーパーフェーズ
10/15 レース(東京レガシーハーフマラソン)

今週のスケジュール

☑ 7/10(月) イージーラン(有酸素/リカバリー) 15:00
☑ 7/11(火) イージーラン(有酸素/リカバリー) 15:00
☑ 7/12(水) イージーラン(ウィンドスプリント2本を含む)15:00 
□ 7/13(木) テスト(9分間の全力走) 40:00
□ 7/14(金) 休養
□ 7/15(土) イージーラン(有酸素/リカバリー) 15:00
□ 7/16(日) 休養

今日のトレーニング

導入プラン(フィットネステスト)の3日目は、

「イージーラン(有酸素/リカバリー、ウィンドスプリントを含む) 15:00」

イージーラン(有酸素/リカバリ、ウィンドスプリントを含む)

引き続き、ペースや心拍数ではなくパワーで管理を行うランニングで、今日のお題としては、昨日・一昨日の「イージー(有酸素/リカバリー)ラン」がアレンジされて、明日のタイムトライアルに向けたコンディショニングとして、ストライド(ウィンドスプリント)10秒×2本が入ります。

トレーニングの説明

イージーラン(加速あり)
イージーラン @ <= CP の 80%

(加速区間では)トップスピード付近までの2回の10秒 (または約 50m) の緩やかな加速を含みます。流動的な状態を保ちましょう。緊張しないようにしてください(1:50 の簡単なランニングでリカバリーします)。

オーバーパワーで走ることは避けてください。険しい坂道も走らないこと。

目標は ランニングの平均パワーを CP(クリティカルパワー:1時間持続できるエフォート) の 80% 以下に維持することですが、加速区間を除いて、

 a) CP の 80% を超えるエクスカーションの数を制限する
 b) CP の 100% を超えることは絶対に避ける
 c) CP の 80% を超える時間が 10 ~ 30 秒以上となるセグメントを避けるようにしてください。

ランニングの目的は、ランニングストレススコア(RSS)を「42日平均」未満に保ちながら、リラックスした状態で有酸素性の刺激を与えることです。
加速の追加は次の目的で行われます。

 a) ランニングメカニクスをトップエンドに近いスタイルに変更する
 b) 明日のオープナー/入門(9分間の全力走)に備える

パラディノコーチのSTRYD導入プランの「EZ Aerobic/Recovery Run(w/ Strides)」

といった内容になります。

結果

今朝は5時台には公園で走り始めてみたものの、6時前でも25~26℃はあって走り始めからかなり蒸し暑い感じでしたが、まぁ、15分程度のイージーラン+ウィンドスプリントなので、汗をかくっていうほどでもなく。

今日の STRYD の GPSセッティングは「All + Multi-Band」をお試しで。昨日の「All Systems」は、一昨日の「GPS Only」より走りやすいな…と感じていたので「All Systems」と「All + Multi-Band」の違いが分かればいいなぁ…と思っていましたが、よく考えたらいつも走ってる公園は大きな木が茂っているのでGPSにとっての遮蔽物が多い(高層ビル群や山林などと同じ)環境で「All + Multi-Band」か「All Systems」と考えた方がいいのかもしれません。

STRYDのデータを見てみると、

STRYD 「EZ Aerobic / Recovery Run + Strides」のスプリットテーブル [ ワークアウト]

1本目の回復区間が「流動的な状態を保ちましょう」に引っ張られてややオーバーパワー(黄色)になっていますが、まぁ、誤差範囲。

細かいデータを見てみると、

STRYD 「EZ Aerobic / Recovery Run + Strides」のスプリットテーブル [ マニュアル ]

グラフ全体を俯瞰してみても「流動的な状態」は保って走れてるってぽい(極端にランニングパワーが落ちすぎてるといった瞬間はない)感じ。

Stravaのデータはこんな感じ。

Strava 「EZ Aerobic / Recovery Run + Strides」のペース分析とラップ

ちなみに、STRYD(フッドポッド)のデータと Strava の GPS および GAP(推定平地換算ペース)のデータとの計測されたペースの違いを疾走区間だけで比較してみると

STRYD
1本目 3:13/km
2本目 3:22/km

Strava GPS(Garmin の GPS データ)
1本目 3:22/km
2本目 2:57/km

Strava GAP(Garmin の GPS データを高低差で補正)
1本目 3:15/km
2本目 3:23/km

となっていて、STRYD(GPS は All + Multi-Band 設定)と Strava GAP が大体同じような計測結果でした。Strava GPS(Garmin のGPS データを読み込んだもの)は少し 速い・遅いが誇張されているような値になっていて、自分の感覚としては「全部足して3で割ったくらいのぺース(1本目 3:16/km、2本目 3:14/km)が近いかも」と思いました。

こうして比べてみると結構 計測された値も違ってるので、どの数値を基準に自分のフィットネスを把握していくか、を決めておく必要がありそうです。

トレーニングで良かったところ

・余裕を持って一定のケイデンス(185spm)をキープすることができた
・昨日より高温高湿だったものの、意外と楽な感じで抑えて走る感じだった
・ワークアウト全体でリラックスして練習に取り組めた
・ストライド(ウィンドスプリント)区間は、背筋を伸ばした前傾姿勢を取ることによって、力まずに加速することができた
・かなり物足りない感じでワークアウトが終了した
・トレーニング効果の判定は「テンポ」だった
・ほぼノーダメージでトレーニングが終了した
(回復は16時間と短く、トレーニングレディネスも大きな変化はなかった)
・引き続き暑熱適応が上昇

トレーニングで改善すべきところ

・ストライド(ウィンドスプリント)区間はもう少し早い段階からしっかりとパワー出力を上げても大丈夫そう(ターゲットパワー 335W → 1本目 272W,、2本目 285W。疾走区間を過ぎてから最大パワーとなっていた。)
・回復区間は極端に接地時間が長くなりすぎないように気を付ける(流動的な状態を保つ)
・しっかり食べる
・しっかり水分を取る
・ゆっくりぬるめの湯船に浸かる
・早めにベッドに入ってしっかり眠る
・疲労を抜く(必要なケアを行う)

明日の行動目標

「テスト(全力走 9分)」


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