見出し画像

002 夢を達成するために何をすべきか?情熱を持ってスタートしても引っ張られてしまう魔の手について②

JUKUのメルマガ 002(202301-2)

さて、今回は・・・

夢を達成するために何をすべきか?情熱を持ってスタートしても引っ張られてしまう魔の手について②

ということで、前回に引き続きでございます。後半という位置付けです。お時間ありましたら前半と合わせてお読み頂けますと幸いです。過去のアーカイブはブログにて近日公開致します。
音声配信でも色々語っていますので、是非フォローよろしくお願いします。

音声配信 https://stand.fm/channels/60b5f84eb82bc5e1f3071d6a

毎週水曜日に新宿(西早稲田)で行なっているダンスや演技レッスンで直接お会いできたら最高ですね!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて

夢を達成するために何をすべきか?情熱を持ってスタートしても引っ張られてしまう魔の手について②

について綴っていきます。

前回冒頭で

JUKUのレッスンには大きく分けると3パターンの受講者がいらっしゃいます。
・声優、役者を目指す方
・ダンサーを目指す方
・趣味で楽しみたい方
この3パターンです。
「目的と手段の入れ違いと、何のため?が曇る」
この二つのまとめを2回に分けて綴っていきます。
という事で前回は「目的と手段の入れ違い」についてSHOJINなりの見解を綴りました。
今回は「何のため?が曇る」について綴っていきます。

●「何のため?が曇る」

今回も声優になりたい人を例にとって綴りますが、いろいろやりたいことがあって何かを始めている・継続している方に、これから何かを始めようとしていることがある方は自分なりに置き換えて読んでいただけますと!

声優になりたい!

強い気持ちだし、かなり覚悟しないと進路としての一歩が踏み出せない。

専門学校に通う(大体2年で200万強ぐらい)
養成所に通う(入所日やレッスン料で大体年間40万ぐらい)
※金額についてはおおよそ平均的なもの。もちろんもっと低い価格設定の場合もあります。

お金結構かかります。もちろん意識高い人はそれ以外のトレーニングもするでしょう。となると・・・

別件ですが、こういった教育機関で指導する方々には、業界を目指す彼らはの中には天邪鬼ではないですが

・覚悟や決意を表に出さない(出せない)
・今まで他人に熱意などを打ち明けていない

そんな人がかなり沢山居るという現実を常に意識しておいて欲しいと心から思います。将来的な事を視野に入れれば、表現者を目指すわけですから、ちゃんと自分の思いや考えを敬意を持って他人に伝える事は最低限必要。でもそれが苦手だから学校に通おうと思う人も沢山います。上手く他人(親族にも)伝えてこれなかったとしても、彼らはそれ相当の覚悟を持って通って来ていることは忘れて欲しくないです。もしそうじゃ無くても、そういう心意気を秘めているとまずはこちらが信じる事が大事だと思います。彼らは講師や学校の肥料・栄養分では無い!全くもって真逆です。僕は養成所やJUKUで講義・レッスンを行う時はそれをいつも思い現場に立つように心掛けています。と綺麗事言いましたが、人間は完璧では無いので・・・

話逸れました、戻します

折角高い志を持って一歩を踏み出しても彼らは未経験者。言い換えれば「生まれたての赤ちゃん」状態です。小中高や日々の生活・家庭などで「一般教育・教養」は最低限身につけているはず。見た感じ大人だし、話す言葉も同じく。でも業界目線で見てあげれば「生まれたての赤ちゃん」状態です。赤ちゃんがダメという意味じゃなく、何が正しくて何が正しく無いか?という判断基準を持っていない「無垢」な状態であるという事。赤ちゃんはなんでも口に運ぶ。危険があるか無いかに関わらず這い這いを覚えれば突き進んでしまう。その先の経験で味だったり痛みだったり景色だったりを体験し、メモリーしていく。一回ではわからないから何度も繰り返す。

声優の勉強もDJのレッスンも、なんならお仕事もそうです。初めての時は本当に何も知らないし、不安と期待がいっぱい。僕の場合ほぼ100%不安です。そして不安の中で少しでも光が見えるとそれに向かって進んでしまう。なんだか救われる気持ち?こんな経験ありませんか?

こんな方程式というか・・・

自分が信じるやり方=正解という確証は無い

自分が信じて行ってはいるものの、先に成功している人や大人の意見に振り回されたり、逆に反論したりする。自分が信じているのだから周りの意見は関係ない!のに不安・・・みたいな。そうなると、インターネットや書籍で学んだ事=正解だと思ってしまいがちになってしまう。それが正解だったら、億が稼げる系のビジネス本読んだり、ビジネス系のYouTubeを見て学んで実行した人はみんな億万長者になってますよね?けど、そうじゃないですよね。でもそれを信じれば自分は成れるって思っちゃう。成れなかった時の責任は自分じゃなくて、インターネットの情報や書籍。自分のせいにしない方向で色々進んでいきます。

でも何を信じれば良いのか?正解ってあるのか?そんな疑心暗鬼状況だとこんな状態に陥ります。

声優になる為に修行
    ↓
専門学校で課題をこなす為
専門学校で単位を取る為
に課題をこなす
    ↓
声優養成所に合格する為に勉強
    ↓
所属審査を通る為に頑張る
    ↓
所属出来たぜ!声優デビュー!
    ↓
   仕事は?
    ↓
   ?・・・

長いトレーニングの時間でこの言葉が浮かんでくるんです

あれ?何がしたかったんだっけ?

声優になりたい!は変わらないんだけど、どうして声優になりたいと思い、一歩を踏み出したのか?

その勇気と偉大な決断は?

無限ループに入りそうなので、一気にまとめてみます。

あなたにとってその夢自体が目標なのか?
その夢を叶える事で成し遂げたいことが叶う?

声優になるのが目的?
声優になる事で成し遂げたい事が叶う!

目的と手段

少し深呼吸して、なんもせずボーッとしてから考えてみます。
目的と手段が入れ替わっていないか?なんなら目的がズレまくってないか?

時間は取り戻せないから、使った時間を無駄にしたく無い心が働くと、最初の気持ちより今やっている事が正解だと思いがち。誰だって自分が間違っているなんて思いたくないです。間違ってるって言葉結構重いっす。

ではこう考えてみたら!

間が違うって事はNGではなく、間が違う事でうまく歯車が噛み合っていない状態=ズレが生じてる。

ズレを調整すれば簡単なんです

油刺しますか?
一旦分解します?
パーツ替えてみます?

自分が変わる事ではなく、何かしらパーツを替える。

考え方?
生き方?
住んでるところ?
友達?

友達を替えるってちょっと怖い感じもしますがw

一旦歩みを止め、初心を思い出してみよう

おそらくその歩みのどこかで新しい、もしくは必要ないものを得てしまって、少し方向がズレた。そして長く歩けば歩くほどズレは大きくなる。でも意外とあっさり軌道修正出来ちゃうもんです。
自分で深く思い込む前に、誰かに話してみたらどうでしょうか?

もし何かあればお気軽にメール下さい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


エンディングコーナー

夢を達成するために何をすべきか?情熱を持ってスタートしても引っ張られてしまう魔の手について②、ということで今回は「何のため?が曇る」について綴ってみました。

自分が信じている事=正解

正解であって欲しい?みたいな心理状態。
結構不安定なんですよね。もし正解があったらどんなに安心か?それを求め始めると、インターネットや書籍、YouTubeなどに依存してしまいがち。正解なんて無いのに・・・でも不安だし、

次回は


「正解・間違いはどうでもいい。大事なのは答えを出す事」

について綴ります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?